2023年のIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ開幕戦『リキモリ・バサースト12時間』が2月3~5日、オーストラリアのマウント・パノラマ・サーキットで開催されている。
そんななか2011年のF1チャンピオンマシンであるレッドブルRB7が2月4日にマウント・パノラマでデモランを実施。ニュージーランド出身で、2023年は全日本スーパーフォーミュラ選手権へ参戦するリアム・ローソンがステアリングを握り、マウント・パノラマを訪れた大勢の観客を沸かせた。
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1991年に初開催を迎え、30年以上の歴史を誇るオーストラリア最大の耐久レースである『バサースト12時間』。2023年大会はMotoGPの“レジェンド”バレンティーノ・ロッシ(チームWRT)が参戦するということもあり、チケットの売り上げは過去最多を記録した2020年を65%上回った。また、V8エンジンを搭載したレッドブルRB7のデモランもその要因のひとつだと考えられる。
快晴のもと、前日の2月3日にアメリカ・ニューヨークでお披露目されたレッドブルの新車RB19同様のカラーリングを纏ったRB7のステアリングを握ったのは、2023年レッドブルとアルファタウリのリザーブドライバーを務めつつ、スーパーフォーミュラへ参戦するリアム・ローソンだった。
オーストラリア・バサーストでのデモランだけに、ダニエル・リカルドの登場も期待されていたが、リカルドは先述のRB19ローンチイベントに出演するためニューヨークにおり、地元ドライバーによるデモランとはならなかった。
ローソンの乗るRB7はV8エンジンの甲高いサウンドを響かせてマウント・パノラマを駆け上がったほか、観客を前にしてスピンターンを披露するなど、バサースト12時間を訪れた大勢の観客を沸かせた。
■動画:Feel the noise: F1 Red Bull RB7 attacks Bathurst | LIQUI MOLY Bathurst 12 Hour 2023
URL:https://youtu.be/CcaHIJChelM
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