F1技術搭載の最強オープン! 0−100km/h加速は2.9秒をマーク
メルセデス・ベンツ日本の高性能車部門、メルセデスAMGは2024年12月19日、新型「SLクラス」に高性能モデル「SL63 SE PERFORMANCE(SL63 SEパフォーマンス)」を追加、発売しました。
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現行型SLは、2021年10月に世界初公開された2+2のオープンモデルで、今回からメルセデスAMG専用モデルとして登場しました。
SLの歴史は古く、公道走行できるレーシングスポーツカーとして初代SLは誕生。1952年に発表された「300SL(W194型)」はその年のル・マン24時間耐久レースでワンツーフィニッシュを果たすなど輝かしい成績を収めました。
新型SLは7代目モデルで、従来のメタルバリオルーフに代えて、電動ソフトトップを採用することで21kgの軽量化を実現。さらに低重心化することでドライビングダイナミクスとハンドリングに良い影響を与えています。さらに省スペース・軽量のZフォールドにより、従来のソフトトップのカバーが不要になっています。
今回、発売されたメルセデスAMG新型SL63 SEパフォーマンスは、612馬力・850Nmを発生する4リッターV型8気筒ツインターボエンジンと、204馬力・320Nmを発生するAMGエレクトリックドライブユニット(モーター)が組み合わされ、トータル出力は816馬力・1420Nmを発生。これはSL史上もっともパワフルなモデルとなります。
プラグインハイブリッド(PHEV)モデルで、リチウムイオンバッテリーはメルセデスAMG ペトロナスF1チームのフォーミュラ1ハイブリッドレーシングカーで培った技術を採用。6.1kWh容量のバッテリーで15kmのEV走行を可能としています。
組み合わされるトランスミッションはAMGスピードシフトMCT9G(9速AT)で、駆動方式はAMGパフォーマンス4MATIC+(4WD)となります。これらにより、0−100km/h加速は2.9秒、最高速度317km/hというパフォーマンスを発揮します。
インテリアはスポーティかつコンフォートな雰囲気となります。2+2の4座となり、室内には広いスペースが確保されています。12.3インチのデジタルコックピットディスプレイと、11.9インチの縦型メディアディスプレイを標準装備します。
それぞれAMGおよびハイブリッド専用のコンテンツの表示によって、特別なコックピットを形成しています。また、Burmesterサラウンドサウンドシステムを標準装備します。
メルセデスAMG新型SL63 SEパフォーマンスの消費税込みの車両価格は3350万円です。
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みんなのコメント
重い車両で800馬力をリスキーにドライビングするより馬力を大幅に落としてでも軽くした方がピークパワーをより安全に引き出せる。
今のハイブリッドスポーツカーはプロが限界時を扱う場合の評価と素人が扱う場合ではかなり違う結果になる。