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コンセプトは「ニューフォーマルセダン」──クラウン セダンがデビュー|TOYOTA

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コンセプトは「ニューフォーマルセダン」──クラウン セダンがデビュー|TOYOTA

トヨタ自動車は、新型クラウンのセダンモデルを発表し、受注を開始した。11月13日(月)の発売を予定しているという。

TOYOTA Crown Sedan|トヨタ クラウン セダン

“新しいカタチのスポーツSUV” クラウン スポーツがデビュー|TOYOTA

「オーソドックスなセダンはつくりたくない」──ニューフォーマルなクラウンが誕生

トヨタ自動車は、新型クラウンのセダンモデルを発表し、受注を開始した。11月13日(月)の発売を予定しているという。

Text by YANAKA Tomomi

パワートレーンはFCEVとハイブリッドの2種類

今年フルモデルチェンジし、計4つのモデルが誕生するクラウン。これまで、クロスオーバーやSUVの「スポーツ」が発表されてきたが、ついに王道ともいうべきセダンモデルが発表された。

「オーソドックスなセダンはつくりたくない」──これが新しいクラウンセダンをつくるデザイナーたちの想いだったという。そこで、パーソナルにもビジネスにも応える「ニューフォーマルセダン」というコンセプトを掲げ、FRプラットフォームを生かして水平基調の伸びやかなプロポーションを生みだされた。

この水平基調は、デザイン性のみならず、ショーファーニーズを満たす後席空間などにも寄与。3メートルとロングホイールベース化したこともあり、後席のゆとりを生み出し、優れた乗降性も貢献する。

フロントフェイスは、鋭さとワイド感を強調する「ハンマーヘッド」と、縦基調のパターンを施した大型台形グリルの「アンダープライオリティ」の組み合わせにより、トヨタのフラッグシップモデルとしての存在感を強調したものに。リアにはワイド感を強調した横一文字のテールランプが与えられている。

インテリアは、ディスプレイやシフトなどの各種機能をひとくくりにして、島のように配置する「アイランドアーキテクチャー」により、落ち着きがありながらも広がりのある空間を創出。

インストルメントパネル左右や前席足元などには全64色に色替え可能なLED照明を配置し、行燈のような柔らかい灯りによる間接光が室内に奥行きと心地よさを提供した。

また、ゆったりとした後席にはショーファーニーズに応えるべく、リラクゼーション機能や電動式サンシェードなどを設置。乗り心地もサスペンションセッティングの最適化やAVSで減衰力を制御し、路面の凹凸を乗客に伝えない足回りに仕上げられている。

パワートレーンは環境に配慮した水素を燃料とするFCEVと、ハイブリッドモデルの2種類を用意し、いずれもFRで駆動。

FCEVは、「MIRAI」と同じ高性能FCシステムを採用。3本の高圧水素タンクと燃料電池などを搭載し、1回あたり約3分の水素重点で約820km走行でき、モーター駆動ならではの加速性能で走る楽しさも味わえる1台だ。

ハイブリッドは、新開発の2.5リッターマルチステージハイブリッドシステムをトヨタとして初搭載。エンジンと2つのモーターに加え、有段ギアを組み合わせることで、あらゆる車速域からのアクセル操作に応える駆動力になったと謳う。

エンジン最高出力においても、従来は使用できる車速域は140km/hからだったが、このシステムでは約43km/hから可能に。そして、排気量をダウンサイジングしながらも、高速走行時はエンジン回転数を低く抑え、低燃費で静かな走りとなるなど、動力性能と燃費性能を両立させた。

コンセプトは「ニューフォーマルセダン」──クラウン セダンがデビュー|TOYOTAvia Web Magazine OPENERS

いずれのモデルも給電システムを搭載。FCEVでは、外部給電器の接続により、大出力の電力を住宅や電気製品に供給可能となり、車内にはFCEV、ハイブリッドともに車内2か所にAC100V、1,500Wのアクセサリーコンセントが設けられ、走行中のみならず、非常時の給電システムとして、車両が停止した状態でも給電できる。

価格はFCEVが830万円、ハイブリッドモデルが730万円となる。

TOYOTA Crown Sedan|トヨタ クラウン セダン

ボディサイズ|全長5,030×全幅1,890×全高1,475mm

ホイールベース|3,000mm

トレッド前/後|1,620/1,615mm

車両重量|<ハイブリッド>2,020kg <FCEV>2,000kg

エンジン|<ハイブリッド>2,487cc直列4気筒

最高出力|<ハイブリッド>132kW(180ps) <FCEV>134kW(182ps)

最大トルク|<ハイブリッド>300Nm <FCEV>300Nm

駆動方式|FR

サスペンション|マルチリンク

ブレーキ|ベンチレーテッドディスク

定員|5人

価格|<ハイブリッド>730万円 <FCEV>830万円

TOYOTAお客様相談センター

Tel.0800-700-7700(9:00-18:00)

https://toyota.jp

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みんなのコメント

25件
  • age********
    ハッチバックみたいでイヤ
  • rzf********
    まずは、パワートレインを何とかしてほしいですね。貧弱すぎるので。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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