■「SPORT」グレードのオシャレなシート地にも注目! 新型HR-Vの内装が明らかに
ホンダの米国法人は2022年6月7日、北米で今夏発売される新型「HR-V(日本名:ZR-V)」の内外装やグレード展開などを正式に公開しました。
2022年4月の新型HR-V先行発表時にはあきらかにされなかった、内装の仕上げが注目されます。
【画像】「オシャすぎる内装!」ホンダの新型SUV「HR-V」(日本名「ZR-V」)のインテリアを写真で見る(30枚)
ホンダ 新型HR-Vのボディサイズは、全長179.8インチ(約4567mm)×全幅72.4インチ(約1839mm)×全高63.4インチ(約1610mm)から63.8インチ(約1620mm)、ホイールベース104.5インチ(約2654mm)となっています[サイズは北米仕様]。
日本でのSUVラインナップと比較すると、コンパクトSUV「ヴェゼル」が全長4330mm×全幅1790mm×全高1580mmから1590mm、ホイールベース2610mmです。
そしてミディアムクラスSUV「CR-V」が全長4605mm×全幅1855mm×全高1680mmから1690mm、ホイールベース2660mmとなっています。
数値を2モデルと比べてみると、新型HR-VはややCR-V寄りで、ヴェゼルの上位ポジションを狙っていることがサイズの面から理解できます。
ちなみに北米向けの初代(先代)HR-Vは、日本における旧型ヴェゼルをベースにしたものでした。今回のモデルチェンジを機にサイズアップが図られたことになります。
新型HR-Vの北米でのグレード展開は、ベーシックな「LX」に加え、「SPORT(スポーツ)」と「EX-L」の3タイプで、それぞれ2WD(FF)と4WDが選択可能です。
ホンダからは、SPORTとEX-Lの内装が新たに公開されています。
運転席前のインパネ(インストルメントパネル)は水平基調のレイアウトで、2021年8月にフルモデルチェンジした新型「シビック」などと共通性のあるシンプルなデザインが特徴です。
シビックなどでおなじみの最新意匠であるハニカムメッシュのアクセントも継承します。
内装全体がプレミアム素材で覆われ、スイッチの重さや操作感にも配慮しているといいます。
公開された内装では、SPORTが濃いグレーのメランジ(霜降り風)素材を用いたチェック柄と赤いステッチの組み合わせ。スポーティグレードにありがちなヤンチャで派手なテイストを抑え、オシャレな雰囲気を醸し出しています。
いっぽう上級グレードのEX-Lにも、より上質なレザー素材を用いたシート地が採用されています。
新型HR-Vはセンターコンソールも、シフトまわりを上部に配置した複層構造を持つ独自のフローティング形状です。
USB充電ポートを左右に配置し、有機的な形状とフレンチステッチ処理により豪華に装飾されます。
メーターは7インチカラー液晶パネル。センターのディスプレイは、LXとSPORTが7インチ、EX-Lが大型9インチのカラータッチスクリーンとなります。
さらにEX-Lには、スマートフォンのワイヤレス充電や8スピーカー付オーディオシステムなどが備わります。
後席はゆったり3人掛けできるサイズで、ボディスタビライザーシートにより長時間のドライブでも疲労度を抑え快適に過ごせる設計となっています。
また荷室も従来型HR-Vから大幅に拡大されたほか、使い勝手も改善されています。
※ ※ ※
北米向けの新型HR-Vに搭載されるパワートレインは、2リッター 直列4気筒 DOHC i-VTECガソリンエンジン(最高出力158馬力/最大トルク138lb.-ft.)1タイプで、CVTの組み合わせのみとなっています。
先代HR-Vの1.8リッターガソリンエンジンに対し最高出力で+17馬力、最大トルクで+11lb.-ft.向上しています。
なお新型HR-Vは日本でも2022年中に発売されることが公表済みです。
日本仕様の車名は「ZR-V」となります。
また日本向けにはe:HEV(ハイブリッド)仕様が追加されることも明らかにされています。
新型HR-Vの米国での価格は、「LX」(2WD)約319万5000円(2万3640米ドル)から、「EX-L」(4WD)約391万円(2万8950ドル)までとなっています。
日本仕様の販売価格や発売時期など、新型ZR-Vの詳細にも期待がかかるところです。
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みんなのコメント
オシャクソなライターだな。
円安なら、いまなら国産半導体工場でも利益でるのでは?
国の支援が必要かもしれないが。