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「車中泊」勢に朗報! 新型ミニバンが「寝やすさ」に配慮!? 日産 新型「セレナ」後席の秘密とは

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「車中泊」勢に朗報! 新型ミニバンが「寝やすさ」に配慮!? 日産 新型「セレナ」後席の秘密とは

■「寝心地」良くなった!? 新型で「変わった」点とは

 2022年11月に6年ぶりのフルモデルチェンジを実施した、日産の主力3列シートミニバン「セレナ」は、先進運転支援機能の進化や第2世代e-POWER搭載など多くの特徴をもちますが、「車中泊」ユーザーの使い勝手にも配慮を加えたといいます。
 
 先代セレナに比べ、どういったところを改良したのでしょう。

【画像】「寝心地」ここが違う! 新型「セレナ」の「変わった」点を写真で見る(56枚)

 新型セレナは現行型で6代目です。「家族のためのミニバン」という歴代モデルが培い支持されてきた、広く快適な室内空間や利便性という基本スタイルを継承。

 先進運転支援機能の性能向上や、第2世代のe-POWER(ハイブリッドシステム)を採用するなど、各部が進化を遂げています。

 そんな新型セレナでは、ファミリーユーザーに向けた様々な配慮が込められました。

 なかでも室内や荷室の使い勝手は、先代に比べさらに向上したといいます。

 リアゲートの全体を開けず、窓まわりの部分だけ開閉できる「デュアルバックドア」は先代から採用されたセレナ独自の装備ですが、新型では開口サイズを見直し、狭い場所での利便性を向上させました。

 同様に、2列目中央部を独立して前方へスライドすることで、左右に分かれた各席をキャプテンシートのように使うことが出来る「マルチセンターシート」は3代目から続くセレナ伝統の装備ですが、先代で追加されたe-POWERモデルには設定がありませんでした。

 しかし新型セレナでは、e-POWERモデルのバッテリー搭載位置などを変更したことで課題を克服し、採用を拡大したのです。

 そして車中泊ユーザーがもっとも気になるのは、新型セレナで「寝心地」がどう進化したのか、という点でしょう。

 日産では、2列目席と3列目席を倒し、フルフラットにした際の「フラットさ」にこだわったと説明します。

 実際に新型セレナの後席を確認してみると、2列目席の背もたれと3列目席の座面や背もたれの面が、ほぼまっすぐに保たれているのがわかります。

 トヨタ「ノア/ヴォクシー」やホンダ「ステップワゴン」といったライバルミニバンで同様のアレンジを試してみると、この部分にはそれなりに段差が生じるのです。

 小さな改善点かもしれませんが、車中泊ユーザーには見逃せない差といえそうです。

 なお新型セレナには、左右席が独立した2列目キャプテンシートタイプも設定されますが、2列目席には横スライド機構が備わります。

 左右席を中央に寄せれば、3人掛けシート同様の一体感で2列目・3列目席のフルフラット化が可能となります。

 ノア/ヴォクシーには同様の機能がなく、この点も新型セレナのアドバンテージといえます。

 とはいえ新型セレナも完璧ではなく、2列目席の背もたれ部と座面の間には段差が生じ、完全にフラットとはなりません。

 車中泊をする場合は、厚めのエアマットなどを用意し、段差を吸収する工夫をすると良いでしょう。

※ ※ ※

 日産ではさらに、より本格的に車中泊を楽しむユーザーをターゲットにしたカスタムモデル「セレナ マルチベッド」もラインナップします。

 収納式のベッドセットをはじめとする車中泊ユーザー向けの専用カスタマイズを施したもので、3列目席を廃止し、より広い後部スペースを確保したうえで、2列目席の位置に縦2120mm×幅1320mmのセミダブル級の大型ベッドを展開するものです。

 主力グレード「ハイウェイスターV」「AUTECH」「XV」の3タイプに対応し、それぞれガソリンモデル(2WD/4WD)とe-POWERモデル(2WD)から選択できます。

 新型セレナ マルチベッドシリーズの価格(消費税込み)は、365万9700円から469万9200円までとなっています。

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みんなのコメント

16件
  • 夜中にエンジン掛けてエアコンつけるんじゃねえよ
    うるせぇ
  • 車中泊出来るワゴンは、大変便利だけどね。遠出するの渋滞回避して目的地付近で少し仮眠できるから最高です。運転手には最高なんですよ。例えば5、6時間かけて移動して直ぐに行動は運転手にとって地獄です。疲れている上に更に今から疲れるのかと思うと最悪極まりない。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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