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最高出力550PS、最大トルク770Nmの4.0リッターV8エンジン搭載!バサースト12時間レースにインスパイアされたビスポークのベントレーが登場

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最高出力550PS、最大トルク770Nmの4.0リッターV8エンジン搭載!バサースト12時間レースにインスパイアされたビスポークのベントレーが登場



マリナーとベントレーシドニーは、2020年にベントレーがコンチネンタルGT3レーサーで優勝した過酷なバサースト12時間にインスピレーションを受けた2台の特別なベントレーを発表した。

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●文:月刊自家用車編集部

鮮やかなアップルグリーンのエクステリア

オーストラリアで発表された新型コンチネンタルGT Sは、ロードカーの兄弟車であるコンチネンタルGT3へのオマージュが込められたモデルだ。ドライビング性能とビジュアルの存在感を重視し、サーキットで活躍する同モデルと多くの特性を共有しており、今回特別に製作した2台のロードカーのベースに採用された。

1号車は、優勝したレースカーのカラーリングからインスピレーションを得て、鮮やかなアップルグリーンのエクステリアに、ベルーガブラックのルーフ、ウイングミラー、ロウアーバンパーを採用。ユニークなフロントのビジュアルには、レーシングカーと同じようにグリルマトリックスにナンバー7が描かれている。

さらに、コンテンポラリーでパフォーマンス重視のテーマを強調するため、エクステリアのブライトクロームメッキをポリッシュブラックに変更するブラックラインスペシフィケーションや、フロントスプリッター、サイドスカート、リアディフューザーをカーボンファイバー製に変更するスタイリングスペシフィケーションを採用している。


キャビンは、レーシングカーよりもはるかにラグジュアリーな仕様となっている。ベルーガのレザーとダイナミカを使用し、アップルグリーンのパイピングとコントラストステッチをアクセントにしたインテリアヘッドレストには「BATHURST」のステッチが入り、トレッドプレートには「One of Two」の文字を配置。助手席側のカーボンファイバー製のテクニカルフィニッシュのフェイシアには、サーキットを表現したユニークなメタルオーバーレイが施され、センターコンソールには優勝したドライバーの名前とナンバー7が記されている。

バサースト12時間のイベントディレクターであるシェーン・ルジス氏は次のようにコメントしている。
「ベントレーはすぐにバサースト12時間レースの象徴的存在となり、参加者の多くに愛されるチームとなりました。

彼らはマウントパノラマサーキットに衝撃をもたらし、2020年の優勝はレース史上最も人気のあるシーンの1つであり、繰り返しリプレイされる象徴的なシーンとなっています。

2台のコンチネンタルGT3の参戦は人々の記憶に長く残る印象的なものでしたが、その時と同様、とてもスペシャルでユニークな2台のコンチネンタルGT Sの製作をすることでベントレーがレースでの優勝をお祝いすることのお手伝いができることを誇りに思います。」

塗装はシルバーテンペスト

2号車は、2017年末に発売され2018年に参戦を開始した第2世代のコンチネンタルGT3の導入を反映し、シルバーテンペストで塗装。1号車と同様、エクステリアとビスポークのキャビンにブラッククロームとカーボンファイバーのスタイリングスペシフィケーションを採用している。各車両には、記念のフレーム入りオブジェと、優勝車の1:18スケールモデルが提供も予定している。

マリナーチームは2022年、わずか12ヶ月の間に世界中のお客のために500ものユニークなマリナーベントレープロジェクトを行い、パーソナルコミッションにおける新たなマイルストーンを達成。チームのポートフォリオには、バトゥールなどのコーチビルド車、ブロワーなどのヘリテージカーなどのカスタマープロジェクトが含まれている。

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