日本ではトヨタ、日産、ホンダの“ビッグ3”が販売網も含め乗用車では圧倒的なシェアを占め、残りの5社(マツダ、三菱、スバル、スズキ、ダイハツ)がビッグ3の牙城を崩すことは、今も昔も非常に難しい。
メーカー全体としてはビッグ3の優位は揺るがないが、特定のジャンルやモデルで見ると、3社を脅かすほどヒットを飛ばした車、そして、後にビッグ3が後追いで同様のライバル車を開発する契機になった車は少なからず存在する。そうしたモデルたちの共通点は、ビッグ3の車にない、時代に合った“強力な武器”を持ち合わせていることだった。
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