自動車の不具合を確認したり、定期的なメンテナンスを行ったりする仕事・自動車整備士。国家資格に基づいた職業であり、カーユーザーがいなくならない限り需要があり続けるため、一見すると堅実な業種のように思われる。
しかし、自動車整備士の多くが給与に不満を抱えているなどの実態が今回、整備士の経験のある男女1,076人を対象にしたアンケート調査によって明らかになった。
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「整備士になろうとしたきっかけ」、1位は「車が好きだから」
「整備士になろうとしたきっかけは?」という質問が行われたところ、もっとも多かったのが「車(その他機械類を含む)が好きだから」(58.6%)という回答。以降、「何となく」(16.4%)、「親類に整備士がいたから」(14.4%)、「資格が欲しかったから」(9.2%)と続く。
整備士の繁忙期はいつなのか?
続いて「繁忙期」について尋ねる調査が行われたところ、「1~3月」(34.9%)が最も多く、「4~6月」(34.0%)とほぼ同数という結果に。
理由としては、3月は決算期を迎える会社が多く、自動車メーカーでも営業担当が車をいつも以上に多く売り、そこから車検や12カ月点検の時期が被ることが考えられる。
また、新車の点検等も並行してやらなければならないなど、夏~秋にかけてのシーズンを差し置いて3月の前後は忙しいといった事情もあるようだ。さらに、2月後半~3月の時期には冬タイヤから夏タイヤへの履き替えの依頼が突発的に来ることもあり、さらに忙しくなることも。
給与面に関しては「低い」と感じる方が8割近い結果に
そんな忙しく働いている整備士たちを対象に「給与状況」について尋ねる調査が行われたところ、「業務内容を考えたら低い」(46.2%)という回答が最も多く、以降「低い」(24.7%)、「妥当」(22.6%)、「業務内容を考えたら高い」(5.4%)、「高い」(0.8%)と続く。
7割以上の方は給与が低いと考えているようだが、好きな整備の仕事から、中には給与アップを求めて営業職への異動を希望する方もいるようだ。
整備士の転職に対する意識
最後に「転職を意識することがあるか」という質問が行われたところ、「いつかしようと考えている」(31.7%)という回答が最多に。以降、「考えたことがある」(30.0%)、「具体的に考えている」(29.1%)、「考えたことは無い」(9.2%)と続く。
転職を意識したことがある人は9割以上いるという、驚くべき結果になった。また、今後転職を希望する人の割合も6割近くおり、全体的に高い傾向に。さらに、他業種への転職希望が8割以上と、こちらも高い結果になっている。
【調査概要:「整備士の実態」に関するアンケート】
■調査日 :2019年4月17日(水)~ 2019年4月18日(木)
■調査方法 :インターネット調査
■調査人数 :1,076人
■調査対象 :整備士の経験のある20~60代の男女
■モニター提供元:ゼネラルリサーチ
出典元:株式会社レソリューション
構成/こじへい
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