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Honda R&D Challenge、スーパー耐久第2戦富士24時間でスーパーフォーミュラ王者野尻智紀を起用

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Honda R&D Challenge、スーパー耐久第2戦富士24時間でスーパーフォーミュラ王者野尻智紀を起用

 4月21日、スーパー耐久シリーズに参戦するHonda R&D Challengeは、5月26~28日に静岡県の富士スピードウェイで開催される第2戦富士SUPER TEC 24時間レースのゲストドライバーとして、2年連続のスーパーフォーミュラ王者である野尻智紀を起用すると発表した。

 Honda R&D Challengeは、モータースポーツに関心がある本田技術研究所/本田技研工業の従業員有志で立ち上げたプライベートチーム。ホンダのモータースポーツ活動は“ヒトと技術の研鑽”を目的に創業直後から続いているが、このHonda R&D Challengeの活動も“ヒトづくり、クルマづくり、モータースポーツの発展”へ貢献することを目指している。

Honda R&D Challenge FL5がS耐第1戦鈴鹿で嬉しいクラス初優勝。「みんなの努力が結果に」

 タイプR誕生30周年の記念日だった2022年最終戦鈴鹿から、チームはFL5型新型シビック・タイプRを投入し、2023年は第1戦鈴鹿でチームにとって嬉しいST-2クラス初優勝を飾っていたが、第2戦富士には、チームにさらなる勢いをもたらしてくれそうな豪華なゲストドライバーが加わることになった。2年連続スーパーフォーミュラ王者であり、プライベートでもFL5型シビック・タイプRに乗る野尻だ。

「富士SUPER TEC 24時間レースにHRDCからHonda R&D Challenge FL5で参戦できることになり胸が高鳴っています。これはレーシングドライバーとしてだけではなく、納車の日から『シビック・タイプR最高!』と運転中に何度も声に出してしまっているひとりのFL5型オーナーとしての思いがそうさせているのだと思います」と野尻はコメントした。

「今回はHRDCのレースを通じた『ヒトづくり・クルマづくり』に共感し参戦を決めました。スーパーフォーミュラやスーパーGTで得た経験がチームメンバーのさらなる成長の一助になれば嬉しいです。また、マシンのポテンシャルの高さとHRDCのチーム力は今季開幕戦で証明済みですので、24時間レースでも精一杯戦い勝利を目指して参ります。みなさま、応援よろしくお願いします」

 また、Honda R&D Challengeの木立純一チーム代表兼ドライバーは「日本のトップレースカテゴリーであるスーパーフォーミュラで2021年、2022年と2年連続でチャンピオンを獲得した野尻選手とともに富士SUPER TEC 24時間レースを戦えること、とても感激しております。HRDCは、ホンダのクルマづくりを担うエンジニアを中心に構成されたチームです。今回のレースを通じ、野尻選手から少しでも多くのことを学び、より強いチームを目指して参りますので、HRDCへのご声援をよろしくお願いします」とコメントしている。

 そして、Honda R&D Challengeのドライバーで、シビック・タイプRの開発責任者でもある柿沼秀樹は「シーズン開幕戦の鈴鹿でST-2クラス初優勝を叶えたあと、その足でドイツに渡り念願であった シビック・タイプR量産モデルのニュルブルクリンクFF最速を達成することができました。そのFL5のオーナーであり、スーパーフォーミュラのチャンピオンである野尻選手から、『HRDCのFL5でぜひ一緒に富士SUPER TEC 24時間レースにチャレンジしたい』という熱い想いを頂きました。野尻選手の豊富な経験とノウハウを掛け合わせることで、過酷な24時間レースにおいてもその速さと信頼性の高さを証明したいと思います」とコメントしている。

「またこの経験は高い志を持って集まったメンバーのよりよいクルマづくりに繋がると確信しています。我々のレースを通じた飽くなきチャレンジに是非ご注目ください」

 2022年最終戦、今季第1戦は武藤英紀をゲストドライバーに起用していたHonda R&D Challengeだが、第1戦ではその速さだけではなく、クルマ自体のスピードで勝利を収めた。2022年チャンピオンで、富士24時間も制したKTMS GR YARISをはじめ、ENDLESS GR YARIS、新菱オートの2台のランサー・エボリューションを相手に、どんな戦いをみせるか楽しみなところだろう。

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4件
  • 自己啓発クラブが自分たちで乗らないでプロドラーバーを乗せてどうする?
  • ミニバンと軽自動車しか製造してないメーカーがなせレース活動を…??
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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