現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > フォルクスワーゲンがコンセプト「GEN.TRAVEL」を世界初公開。レベル5だからこそ、優雅でオシャレに乗りこなしたい

ここから本文です

フォルクスワーゲンがコンセプト「GEN.TRAVEL」を世界初公開。レベル5だからこそ、優雅でオシャレに乗りこなしたい

掲載
フォルクスワーゲンがコンセプト「GEN.TRAVEL」を世界初公開。レベル5だからこそ、優雅でオシャレに乗りこなしたい

2022年9月24日、フォルクスワーゲン グループは自動運転機能を備えたコンセプトカー「GEN.TRAVEL」をシャンティイアーツ&エレガンス2022で世界初公開した。その近い将来のモビリティを提案するプロトタイプが大きな注目を集めている。

華やかなクルマの祭典で明るい近未来を提案
シャンティイアーツ&エレガンスはパリ近郊のシャンティイ城で開催される華やかなクルマの祭典。コンクールデレガンスやヒストリックカーイベントを中心とした古典的なイベントだが、実は今年が6回目と意外と新しい。しかし、会場はフランスらしくアヴァンギャルドでエレガントな雰囲気に包まれて、今や洗練と革新、伝統美にあふれる世界屈指の盛大なクルマのイベントとなっている。今年はここでベントレーがマリナー バトゥールの欧州プレミアを行っている。

●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか

そんな華やかな舞台でフォルクスワーゲン グループが世界初公開したのが、自動運転機能を備えた革新的なデザインコンセプト「GEN.TRAVEL」。レベル5の自動運転機能を備えるBEV(電気自動車)で、近距離フライトに代わる、10年先の柔軟で持続可能な移動手段として提案されたものだ。

透明なガラスのキャビンは開放感があると同時に、パッセンジャーが車内で横になっていても外部から見られることがない。また、加速、ブレーキング、コーナリングなどの垂直および横方向の動きを事前に計算し、それに応じてドライビング スタイルと軌道を最適化するアクティブ サスペンション eABC (Electric Active Body Control) を搭載。 人工知能 (AI)とコンボイでの完全自動運転を使用して、長距離移動の航続距離をさらに伸ばすアイデアも盛り込まれている。

移動する時間の過ごし方を、自由にカスタマイズ
GEN.TRAVEL のコンセプトは、自動運転により、パッセンジャーがほかのなにかをできるということから始まっている。それがユーザーの用途にあわせて自由にカスタマイズできる独自のモジュラー インテリア コンセプトだ。

たとえば、出張の場合は、4つの快適な座席とインテリアの中央にある大きなテーブルを備えた会議用セットアップを設置。 アクティブな照明で快適な作業環境を作り出し、2つのシートを2つの完全に平らなベッドに変換することができる。もちろん横になった状態でも安全性を確保、ここでもアクティブな照明により、パッセンジャーが自然に眠りに落ち、自然に目覚めるのを助ける。

家族旅行の場合は、再生素材または天然素材を組み合わせた明るくナチュラルなインテリアで、ARを使用して子供たちを楽しませるようなセットに変更できる。

もちろんGEN.TRAVEL はまだスタディの段階ですぐに市販化されるものではないが、フォルクスワーゲンでは市場の反応をふまえて、個々の機能を既存の車両に反映する可能性もあるとしているから楽しみだ。

■フォルクスワーゲン グループ イノベーション ニコライ・アーデイ博士のコメント。
「GEN.TRAVEL はエミッションフリーでストレスフリーな移動を実現するもので、革新的なテクノロジーによって近い将来何が可能になるかの提案です。フォルクスワーゲングループのイノベーションリサーチ部門では、GEN.TRAVEL のアイデアをさらに推し進め、ユーザーが将来どのようにモビリティをサービスとして体験できるかを示していきます」

■フォルクスワーゲン グループ デザイン クラウス・ジシオラ氏のコメント
「GEN.TRAVELは自動運転が将来どのようになるかを示しています。 そのデザインは明日を超えた先見の明のあるもので、『形態は機能に従う』、『形態は自由に従う』ことを示しています。自動車はより良くなるだけでなく、これまで以上にエキサイティングなものになるでしょう」

[ アルバム : フォルクスワーゲン次世代コンセプト「GEN.TRAVEL」 はオリジナルサイトでご覧ください ]

こんな記事も読まれています

ファッショナブルかつエレガントなメルセデス・ベンツCクラスの新しい4名乗りオープンカー「CLEカブリオレ」が日本デビュー
ファッショナブルかつエレガントなメルセデス・ベンツCクラスの新しい4名乗りオープンカー「CLEカブリオレ」が日本デビュー
カー・アンド・ドライバー
MotoGPオランダ|バニャイヤ絶好調! コースレコード更新でプラクティストップタイム。ビニャーレス2番手で追う
MotoGPオランダ|バニャイヤ絶好調! コースレコード更新でプラクティストップタイム。ビニャーレス2番手で追う
motorsport.com 日本版
ディフェンダーがピックアップトラックに!?ワイルド感あふれるモデルの正体は…?
ディフェンダーがピックアップトラックに!?ワイルド感あふれるモデルの正体は…?
グーネット
遂に「楽しい」電動スポーツ生誕! ロー&ワイドなボディにシザーズドア 新MGサイバースターへ試乗 
遂に「楽しい」電動スポーツ生誕! ロー&ワイドなボディにシザーズドア 新MGサイバースターへ試乗 
AUTOCAR JAPAN
人生初の愛車は日産「エクサ クーペ」部品取り車に「キャノピー」も所有するほど惚れた理由は、個性的なギミックにありました
人生初の愛車は日産「エクサ クーペ」部品取り車に「キャノピー」も所有するほど惚れた理由は、個性的なギミックにありました
Auto Messe Web
「未来のために白紙の状態から再スタート」新LMP2規定の仕切り直しにコンストラクター4社が同意
「未来のために白紙の状態から再スタート」新LMP2規定の仕切り直しにコンストラクター4社が同意
AUTOSPORT web
アストンマーティンF1、ストロールとの契約延長を発表。2026年までアロンソとのコンビを継続へ
アストンマーティンF1、ストロールとの契約延長を発表。2026年までアロンソとのコンビを継続へ
AUTOSPORT web
ハウガーがデュルクセンを0.008秒下して最速! フィーチャーレースのPP獲得。宮田莉朋大苦戦で21番手|FIA F2シュピールベルグ予選
ハウガーがデュルクセンを0.008秒下して最速! フィーチャーレースのPP獲得。宮田莉朋大苦戦で21番手|FIA F2シュピールベルグ予選
motorsport.com 日本版
名古屋まで100キロ信号なし“スーパー一般道”完成いよいよ秒読み! 国道23号「名豊道路」新IC名も決定!
名古屋まで100キロ信号なし“スーパー一般道”完成いよいよ秒読み! 国道23号「名豊道路」新IC名も決定!
乗りものニュース
ガスリーとの契約延長を喜ぶアルピーヌF1代表。オコンの後任は「時間をかけて決める」と主張
ガスリーとの契約延長を喜ぶアルピーヌF1代表。オコンの後任は「時間をかけて決める」と主張
AUTOSPORT web
異例の再有料化「八木山バイパス」 工事をNEXCOへ引き継ぎ 4車線化も間近!
異例の再有料化「八木山バイパス」 工事をNEXCOへ引き継ぎ 4車線化も間近!
乗りものニュース
「V12+6速MT」搭載! “700馬力”超え新型「斬新顔スポーツカー」世界初公開! 巨大ウイング&“センター4本出しマフラー”がカッコいい! 約4億円の「ヴァリアント」発表
「V12+6速MT」搭載! “700馬力”超え新型「斬新顔スポーツカー」世界初公開! 巨大ウイング&“センター4本出しマフラー”がカッコいい! 約4億円の「ヴァリアント」発表
くるまのニュース
メルセデスF1はついに殻を破った? ハミルトン悩ませた予選での苦戦原因を解明か。マシンよりも「単にタイヤの問題」
メルセデスF1はついに殻を破った? ハミルトン悩ませた予選での苦戦原因を解明か。マシンよりも「単にタイヤの問題」
motorsport.com 日本版
低調なペレスを擁護するレッドブルF1代表。一方で「今年の序盤の状態に戻る必要がある」と奮起を望む
低調なペレスを擁護するレッドブルF1代表。一方で「今年の序盤の状態に戻る必要がある」と奮起を望む
AUTOSPORT web
DSオートモビルの旗艦セダン『DS 9』に“エスプリ・ド・ボヤージュ”シリーズの最後を飾る特別仕様車
DSオートモビルの旗艦セダン『DS 9』に“エスプリ・ド・ボヤージュ”シリーズの最後を飾る特別仕様車
AUTOSPORT web
本家が作らない「トラック仕様」ディフェンダー オランダ発の高度な改造車、約3000万円で登場
本家が作らない「トラック仕様」ディフェンダー オランダ発の高度な改造車、約3000万円で登場
AUTOCAR JAPAN
「ル・マン24時間レース」が超人気のワケとは? 街あげての一大フェスの主役は昨年に続きフェラーリでした【みどり独乙日記】
「ル・マン24時間レース」が超人気のワケとは? 街あげての一大フェスの主役は昨年に続きフェラーリでした【みどり独乙日記】
Auto Messe Web
トヨタのクックが“7台ごぼう抜き”で移籍後初勝利。最終周の逆転劇でBMWヒルは5勝目/BTCC第5戦
トヨタのクックが“7台ごぼう抜き”で移籍後初勝利。最終周の逆転劇でBMWヒルは5勝目/BTCC第5戦
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村