あぁ~。終わらないでほしい「ジャパンモビリティショー2023」。2023年11月5日(日)の最終日が近づくなか、振り返ると「やっぱ、ショーの華はコンセプトカーだね!」と強く感じる。今回のショーもよかったけど、前身の「東京モーターショー」には格好よくも濃いコンセプトカーたちが多数登場した。ズドーンと印象に残るそれらを写真で振り返ろうじゃないか!
文:ベストカーWEB編集部/写真:ベストカーWEB編集部、JAMA PR事務局
日産IDxとトヨタS-FRはどうなった!? 「懐かし」のコンセプトカーに涙が止まらん!! 連休はモビリティショーで未来を感じるのはどうでしょ
■今までのコンセプトカーたちを見る前に「今のコンセプトカー」もいいっス!
そこに存在するだけでカッチョいい、マツダアイコニックSP。リトラクタブルヘッドライトを採用~!
過去を振り返る前に今を見よう! ということで、「ジャパンモビリティショー2023」に出品された各メーカーのコンセプトカーも凄いっスね~。
上写真はマツダのサプライズカー、アイコニックSP。ロータリーEVをベースに2ローター化したパワートレーン搭載で、RX-7後継車か!? とザワザワが止まらないモデル。
誰が撮っても格好いい写真が撮れるほどのカッチョよさだが、こちらも負けず劣らずのスタイル、トヨタFT-Seだ。
次期GR86か!? と耳目が集まるトヨタ FT-Se。電動化時代のリアルスポーツじゃ!
EVコンセプトモデルで、ワイド&ローなスタイルにシビレます! 2シーターだが、ベストカー編集部内では早くも「次期GR86じゃないの?」と大騒ぎになっているんです。……世界的潮流であるSUVも多数出品されたが、現実感漂うのが下写真のモデル!
■こちら、次期エスクードじゃないの、スズキさん!
事前公開された画像より本物のほうが格段に格好いいね~と感じたスズキeVX
スズキeVXはEVコンセプトモデルで、現物を見た時、思わず傍らにいたスズキ広報部の方へ「サイズ的にもエスクードに近いですね~。これ、次期エスクードを想定し、EVとなって誕生するとか?」と聞いてみたら、「う~ん。どうでしょう……」と長嶋茂雄監督ばりの返答でした(笑)。
そして「うおおお!」と思わず声が出たのが、この真っ白のクーペ!!
記事担当、個人的に超嬉しかったのが、このホンダプレリュード・コンセプトを真近で見られたこと。ホンダさん、ありがとうございます~!
サプライズカーとしてお出ましの、ホンダプレリュード・コンセプト。デートカーが流行した昔の時代の価値観を、今という時代に置き換えてデザインしたそうだが、もうね、明日にでもこのままの姿でホンダディーラーで売ってほしいっス! 何も足さない、何も引かない、これぞ「2ドアクーペのど真ん中」という格好よさ~。
■興奮するもよし涙するもよし! 「東京モーターショー」コンセプトカー10選をお届け!!
日産MID4-2(1987年)。V6、3Lターボを搭載し、フルタイム4WDという超性能!
さぁ~。今回の本題といきましょう! 歴代「東京モーターショー」で注目を集め、今でも深く脳裏に残るコンセプトカーたちを、記事担当者の独断でチョイス。時代を追いながら、10選で紹介していきますよ。
なかには「なんじゃ、これ!!」というズッコケ・モデルも登場するけど、そこはご愛敬ということで見てやっておくんなまし。
まずは上写真。ひゅ~! と叫び声が出そうなほど、今見ても格好いいコンセプトカーは日産MID4-2(1987年)。30年以上経過した今でも語り継がれるスーパースポーツ。V6、3Lターボをミドに搭載。今、販売してもいいっスよ、日産さん!
続いては下写真。こちらも雰囲気あるスーパースポーツ、いすゞ4200R(1989年)。なんとV8、4.2Lを搭載し、ロータスと共同開発のアクティブサスペンションも話題。バブル真っ盛りの時代、日本もいすゞも元気ですな~。
いすゞ4200R(1989年)。乗用車も国内販売していた時代のいすゞの力作。いいね~
お次は斬新な「オープン・クロカン」。三菱パジェロフィールドガード(1995年)じゃ。泥が似合うコンセプトカーという感じですな。「自然環境保全のための4WDパトロールカー」というコンセプトとのことで、実際に水中走行も実施したのじゃよ。
パジェロDNAを受け継ぐ三菱パジェロフィールドガード(1995年)。泣けるほど嬉しい
■夢あふれるスポーティモデルの登場だぁ! ちょいとトホホなモデルもありましたね……
ホンダスポーケット(1999年)。ガルウィングのコンパクトスポーツじゃね~
さぁ、どんどんいこう。うひょ~な上の写真はホンダスポーケット(1999年)。シザーズドアを採用したスポーツモデルで、こう見えても2+2のレイアウト。なに? 後席が狭そう? そんなの気にしない! 夢を届けるクルマだからね。
こいつも速そうだぜ~。スズキGSX-R/4(2001年)。21世紀のコンセプトカーの弾け具合を象徴しているようなデザイン。スズキが誇る世界最速の量産バイク「GSX1300Rハヤブサ」の1.3L、4気筒エンジンを搭載。現行スイフトスポーツといい勝負しようだぜ(笑)。
公道はムリっぽいけど、サーキットなら今すぐにでも走れそうなスズキGSX-R/4(2001年)
おお~っと、お出ましですか! スリッパさん(失礼!)。日産ネイルズ(2001年)、こう見えて「若者をターゲットにしたストリートピックアップ」がコンセプト。2シーターのA型フォルムの狙いはいいんだけど、ボディカラーが青というのがトイレのスリッパをつい連想しちゃって……(ごめんなさい)。これが黒色ならまた違った見え方でしょうなぁ。
キターー!! 日産ネイルズ(2001年)。斬新なピックアップで今再び見ると、愛着が湧いてきました~
7台目の紹介はスズキX-HEAD(2007年)。ゴツくタフな感じが男っぽいです~。軽トラのDNAを注入されたコンパクトトラックで、1.4Lエンジンをミドに搭載。軽トラ以上小型トラック未満というサイズ感もステキです!
スズキX-HEAD(2007年)。タフさ感じるオフロードトラック。1.4Lエンジンをミドに搭載
■お待たせ! 全国のクルマ好きの期待を集めた日産IDxのお出ましだい!!
うおおおおお! 見ただけで興奮と涙が交錯する日産IDx NISMO(2013年)。標準車も格好いい
上写真を見てくださいませ! 写真を見ただけで涙が出る、日産IDx NISMO(2013年)。ハコスカ、510ブル、初代シルビアなどを彷彿させるデザイン。当時、この写真が日産から発表された瞬間、ベストカー編集部は大騒ぎになったのですよ。
写真はNISMOだけど標準車も格好いい! 市販が近い……という噂があっただけに、残念です。今からでも発売してください、日産さん!
アイディアの勝利……という感じが下写真のトヨタKIKAI(2015年)。普通は隠れているクルマのメカ部分をあえて露出させて、うまくデザイン処理。クルマ好きのお子さんにとって、メカの勉強になることウケアイ。ちなみに、実際に走ることも可能だったんですよ!
エンジンもサスもむき出し。その名はトヨタKIKAI(2015年)。楽しさと夢が満載じゃ
さぁ~、最後の10台目はこれですよ~、みなさん。トヨタS-FR(2015年)。ヨタハチの再来と言われた、手軽なサイズ感の軽量FRスポーツ。スタイルも雰囲気あるので大注目を浴びたモデル。市販される日も近いぞ! と噂されていたけど……残念ながらその夢は叶わず。今見ても、ホントにステキじゃの~。
最後はトヨタS-FR(2015年)。ヨタハチの再来ともいわれ、市販化も検討されていたモデル。再検討しませんか? トヨタさん
ということで、強いインパクトを与えた「東京モーターショー」のコンセプトカーを10台取り上げたが、「もっと見たいぞ」という方は下の「画像ギャラリー」をチェック。さらに10台加えているので、見てほしいです~!
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みんなのコメント
私もこの完成度と200万以下という予想価格に驚いて
これなら即買えるやんって喜んだが・・・ぬか喜びに終わった、無念