ホンダの個性派軽自動車「N-ONE」の新型が初公開&カスタマイズパーツでルックスがさらに洗練!?
ホンダは9月11日、通算2代目となる新型N-ONEが初公開。同時に早くも純正アクセサリーの概要がホンダアクセスから発表。どこかMINIっぽくもあるレーシーなデザインで、さらに個性的になった“もうひとつのN-ONE”にも注目だ。
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文:永田恵一/写真:HONDA
【画像ギャラリー】新型N-ONEのホンダアクセス仕様ドレスアップパーツをグレードごとに見る!!
■新型N-ONEはMTも新設で「楽しいクルマ」の雰囲気
先日8年振りにフルモデルチェンジしたホンダN-ONE(写真はオリジナルグレード)
2012年の登場以来8年振りのフルモデルチェンジで2代目モデルとなったホンダN-ONEが公開された。
フルモデルチェンジされるN-ONEは、N-WGNに準じたプラットホームの改良や初代N-ONEに対し劇的に充実した安全装備&運転支援システムの採用など、正常進化といった印象だ。
さらにスポーツグレードの「RS」には初代モデルで何度か噂になりながらとうとう追加されなかったMT(しかもS660と同じと思われる6速だ)がついに設定され、「楽しいクルマに仕上がっていそう」という予感がプンプンする。
楽しいクルマといえばN-ONEは、あのMINIのような存在となることを初代モデルから目指しているところがあった。
それだけに2代目モデルもホンダ車のディーラーオプションパーツなどを手掛けるホンダアクセスも力が入っているようで、2代目モデルと同時にホンダアクセスのパーツ装着車も公開された。
ホンダアクセスのパーツ装着車の詳細は発表されていないが、当記事ではホンダアクセスのパーツ装着車の写真から「どんなディーラーオプションが用意されているのか」を予想してみた。
■3タイプの新型N-ONEがさらに魅力的なデザインに!
2代目N-ONEは、ベースとなる「オリジナル」、ラグジュアリーな「プレミアム」、スポーティな「RS」という3つのグレードが設定される。
ホンダアクセスのディーラーオプションも、それぞれのパーツ装着車があるので、以下装着されているパーツ紹介していきたい。
●オリジナル
デカールなどのドレスアップパーツを装着したオリジナルグレード
・ボンネット、ルーフにかけてのデカール/これは初代モデルにもあったもので、初代モデルから想像するとバックドア部までのセットとなりそうだ。
・ドアハンドル部を高さの基準点に一直線に貼られるデカール
・グリルをカーボン調にするデカール
デカールによってカーボン調となるフロントグリル
・ナンバーフレーム(ブラックorカーボン調?)
・フォグランプ+メッキの縁取り(これはメーカーオプションかもしれない)
・フロントフェンダーに付くNのバッジ(円形、ミラーウインカーのクルマでなければ側面のウインカーが付くあたり)
・ブラック系カラーの8本スポークのホイール
ボンネットからルーフにかけてのレーシングストライプがスポーティーだ。写真ではリアスポイラーも装着されているようだ
・フューエルリッドガーニッシュ(ダーククロームメッキ×ブラック塗装)
・ディーラーオプションのリアスポイラー?(上からの写真より)
と、シンプルなオリジナルに相当のパーツが付いているだけに、印象の変化は大きい。
●プレミアム
要所をカーボン調でまとめたオリジナルグレードと対照的に、木目調の意匠で伝統的に着飾るプレミアムグレード用パーツ
・グリルをウッド模様にするデカール(こちらはNマーク入り)
・ナンバーフレーム(メッキ)
レーシーな雰囲気をまといつつも、オリジナルに比べてトラッドにまとめられている
・バンパー下とサイドのロアガーニッシュ(メッキ)
・5本スポークのそれぞれを二股にしたようなデザインのホイール
(※「オリジナル」と重複しているものは省略)
●RS
3種の中で一番スポーティーかつレトロにまとめられたRSグレード用パーツ
・ボンネットの一枚ものと思われる大きなデカール(ブラック)
・フロントバンパーに付くTURBOのデカール(なんと反転文字となっており、先行車のミラーに映った際にちゃんとTURBOと読めるデザインという懐かしいもの)
・リアドアに付くDOHCとPGM-FI(電子制御燃料噴射システム)の頭文字の意味が掛かれたデカール(これも昭和を思い出させる懐かしいものだ)
・バンパー下とサイドのロアガーニッシュ(ブラック)
・ディッシュ系のデザインのホイール
(※「オリジナル」、「プレミアム」と重複しているものは省略)
反転した「TURBO」の文字がノスタルジックだ
公開された写真だけでもかなりのパーツが用意されているが、先代モデルのディーラーオプションカタログを見ると分かる通り、これはほんの一部でインテリアなど分野ごとに選ぶのに困るくらいのパーツが設定されるだろう。
また、写真を見ると「オリジナル用、RS用」と見えるパーツも、カタログ写真などとは違うグレードに使えるものも多数あると思われるので、ディーラーオプションで作れるN-ONEだけでも無限大のバリエーションとなりそうだ。
* * *
ディーラーオプションも含まれるアフターパーツは趣味性が強いものなので、社外品(パソコンでいうサードパーティー)も含め好みに合うものを選べばいいと思う。
しかし、クオリティの高さや長い保証期間、クルマのローンとまとめた支払いも可能な点など、ディーラーオプションの魅力も強いので、2代目N-ONEに興味を持った人にはぜひホンダアクセスのディーラーオプションもジックリ見てほしい。
また、初代N-ONEには元レーシングドライバーの土屋圭市さん監修のもとホンダアクセスが手掛けたコンプリートカーであるModuloXが追加されただけに、2代目N-ONEでの設定も楽しみだ。
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