F1ラスベガスGP主催者は、将来的なスプリントフォーマットでのグランプリ開催を検討しておらず、アメリカでの3戦全てでF1スプリントが実施される可能性は低い。
2024年シーズンは全24戦中6戦がスプリントフォーマットでの開催。うち2戦は北米のマイアミGPとアメリカGPで実施され、どちらもレッドブルのマックス・フェルスタッペンが制し、ドライバーズランキングでは首位に立っている。
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次戦は今季アメリカ3戦目となるラスベガスGP。昨年大会は、1982年にシーザーズ・パレス・グランプリ以来となるラスベガスでのF1開催となり、舞台も街を象徴するストリップを組み込んだ市街地サーキットなった。
ラスベガスGPはF1が直接主催を行なう唯一のグランプリとして、カレンダー上でもユニークな地位を占めており、理論的には、要望さえあればF1スプリントのカレンダーに組み込むことは簡単だろう。
しかし今年のラスベガスGPでは既にサポートレースとしてフェラーリ・チャレンジが追加済み。コース上でアクティビティを実施する時間に限りがあることから、F1スプリント実施を検討していない。
「オースティンとマイアミにスプリントをやってもらっても構わないと思います。非常に多くのことが起きていますし、我々は非常に良いポジションにいますからね」
F1の最高執行責任者でラスベガスGPのプロモーションを担当するエミリー・プラツァーはそう説明した。
「我々はサポートレースを追加しましたし、今後数年間それを続けていきたいと考えています。このレースと他の市街地レースとの複雑さの違いを理解している人は少ないと思いますし、サーキットをオープンしたりクローズしたりしているのが現実です」
「我々は46回ほどサーキットを開放していますが、その複雑さは他のグランプリと比較すると、あまり知られていません。スプリントを追加することで『何か起こった時にすぐにコースを修復できるのか?』という不安も生まれると思います」
「ラスベガスの複雑さとシンガポールの複雑さを比較すると……シンガポールGPでプロモーターと話しましたが、彼らは『どうやってサーキットを開閉するのか理解できない』と言っていました」
「彼らは7日間も道路を封鎖しています。我々と議会が7日間も道路を封鎖し続けるなんて想像できます? 文字通り、絶対にありえないことです」
F1スプリントは2021年からF1に導入された従来のグランプリよりもはるかに短い距離のレースで、週末を通して観客にアクションを届けることが目的だ。
しかしプラツァーは、2016年以来F1最多となる99回のオーバーテイクを昨年記録したラスベガスGPがF1スプリント導入を気にする必要はないと考えている。
「レース自体が本質的にスプリントレースのように感じられます」とプラツァーはmotorsport.comに語った。
「だから安全性の観点から、コースでのスピードや昨年の結果を考えると、実際のレースとスプリントの間にそれほど大きな違いはないでしょうし、我々はそこを見ています」
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