大阪・御堂筋ワンダーストリートにGLIONミュージアムが出展、クラシックカーを展示

GLIONミュージアムは2015年11月29日(日)、大阪市の御堂筋で開催された「御堂筋オータムパーティー2015(御堂筋ワンダーストリート)でクラシックカーの展示を行なった。

今回展示された車両は以下の通り。

○ロールスロイス ファントムII
エンジン、シャーシはイギリス・ロールスロイス社、車体は品質の高さを誇るアメリカ・ブリュースター社で 製作された。有名なニューポートタウン カー3台の中の1台で大変貴重な車である。1964年M.G.M社が制作した映画 "The Yellow Rolls Royce" に使用された車も同じくロールスロイス社とブリュースター社で製作された。車体は木骨とアルミニューム板で、一部鉄板ででできている。

○ディーノ
イタリアの自動車メーカーであるフェラーリが製造した初のミッドシップ2座席スポーツカーである。
今日ではしばしば「フェラーリ・ディーノ」と呼ばれ、フェラーリのエンブレムを付けている車も多いが、本来別ブランドとされてい る。フェラーリ唯一のV型6気筒エンジン搭載市販車であり、現代V8フェラーリの始祖的存在である。

○フォード モデルT
アメリカ合衆国のフォード・モーター社が開発・製造した自動車である。アメリカ本国ではティン・リジーなどの通称があるが、日本ではT型フォードの通称で広く知られており、アメリカをはじめとする世 界各国に広く普及した。自動車技術はもとより、「フォーディズム」の語に象徴されるように労働、経済、文化、政治などの各方面に 計り知れない影響を及ぼし、単なる自動車としての存在を超越して、20世紀前半の社会に多大な足跡を残した存在である。

○トヨタ 2000GT
1967年～1970年にかけて、ヤマハ発動機が製造しトヨタ自動車で販売されていたクーペタイプの高級車である。生産台数はわずか337台。100台ほどが国内に現存していると言われ、ファンの間では『幻の名車』『日本唯一のスーパー カー』等と称され伝説と化している。