車高調&マフラーを先行開発か!?
HKSはトヨタから事前に開発車両を手に入れていた!
「 衝撃! HKSがGRスープラのチューニングパーツ開発をスタート!?」世界初公開のHKS開発現場に潜入!
その経歴と実力が認められ、早い段階からトヨタより車両を託されたHKSがパーツ開発に着手しているという情報をキャッチ。さっそく突撃取材を敢行したところ、深夜だというのに開発部隊は大忙しでパーツの脱着を繰り返していた。
まずはサスペンション。何タイプか開発することを視野に入れているようだが、先行開発はノーマルで装備されているアクティブコントロールを活かすタイプだ。すでに方向性も見えており、特許も申請済み。発売に向けた調整がはじまっている製品だという。
ちなみに、純正のアクティブコントロール(AVS)の独立制御はとてもよくできている。このシステムを活かすことがユーザーには最適ではないだろうか? というのがHKSの初期的見解。このサスキットはすでに発売に向けた調整に入っているという。
また、マフラーも開発に着手。まずは音質・音量の狙い所を定めている様子。開発担当スタッフたちの話を聞いていると「もっとレーシーに!」という意見の開発者もいれば「大人のスポーツカーだからコンフォート路線で」という声もあった。
試作マフラーはデュアルレイアウトのモデル。テールは左右に分かれるレイアウトとなっており、片方はフルストレート構造で排気バルブをセット。パワーを稼ぎつつ、市街地走行時の消音効果も狙っているというわけだ。
なお、開発車両にはすでにヨコハマホイールのアドバンレーシングGTがインストールされていた。特殊サイズの特注品だが、おそらくスープラの発売時には通常ラインナップに加わっているだろう。
この開発を通して、多くの初期データを収集したいため、まだエンジン本体関連にはほぼ手をつけていないとのこと。しかし、世界に名を馳せるチューニングブランドHKSとして、一刻も早くハードなパワーチューンにも挑んでくれることを望んでいるのは、我々だけではないはずだ。
●取材協力:エッチケーエス TEL:0544-29-1235
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