ステランティス グループのプジョー ブランドから久しぶりのニューモデル「408」が日本デビューを果たした。そのディテールを写真で紹介しよう。
セダンの品格とクーペの美しさにSUVの快適性を融合
プジョーの400シリーズとして「408」が登場した。とはいえ、かつての405から407のような4ドアセダン(ワゴンやクーペもあったが)ではなく、クーペライクな5ドア ハッチバックのボディ形状を採用。しかも、大径タイヤの採用で車高も高め、まさにクロスオーバー的な唯一無二のスタイリングとなっている。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
Cセグ ハッチバックの308をベースとしており、ブラックを基調としたインテリアでは、最新のプジョー車同様に小径ステアリングホイールと3Dタイプのメーターパネルを採用したi コクピットが特徴的。10インチのタッチスクリーンも備えている。キャビンもラゲッジスペースも広さは十分で、ワゴン的にも使える。
日本仕様のパワートレーンは、1.6Lの直4ガソリンターボ+モーターのPHEVと、1.2Lの直3ガソリンターボの2種。いずれも8速ATを組み合わせて前輪を駆動する。それぞれに走りの個性があり、甲乙つけがたいユニットだ。
ストップ&ゴー機能付きアクティブクルーズコントロールやレーンポジショニングアシスト、フロント/サイドカメラ付き360度ビジョンなどを装備し、運転支援機能も充実。2022年は日本市場でフランス ブランド ナンバーワンの座をルノーに奪われたプジョーだが、この408の投入などで巻き返しを図っていくことは必至だ。
プジョー408 GTハイブリッド 主要諸元
●全長×全幅×全高:4700×1850×1500mm
●ホイールベース:2790mm
●車両重量:1740kg
●エンジン:直4 DOHCターボ+モーター
●総排気量:1598cc
●最高出力:132kW(180ps)/6000rpm
●最大トルク:250Nm(25.5kgm)/1750rpm
●モーター最高出力:81kW/2500rpm
●モーター最大トルク:320Nm/500−2500rpm
●システム合計最高出力:225ps
●システム合計最大トルク:360Nm
●トランスミッション:8速AT
●駆動方式:横置きFF
●燃料・タンク容量:プレミアム・40L
●WLTCモード燃費(ハイブリッド):17.1km/L
●タイヤサイズ:205/55R19
●車両価格(税込):629万円
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