ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブルにオプションでツイード製トップを追加

Bentley Continental GT Convertible “Tweed Hood”

ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブル “ツイード フード”

伝統的素材ながらも、モダンな雰囲気をもたらすツイード

パーソナライゼーションの新たなオプションとして、ベントレー コンチネンタル GT コンバーチブルに「ツイード フード（トップ）」が追加された。伝統的な素材を愛し、そして人とは違ったものを欲するカスタマーに向けて用意されたソリッドなツイード調トーンは、コンチネンタル GT コンバーチブルの新たな魅力を引き出す。

昨今、ツイード生地は伝統と現代性を組み合わせたゴージャスさを生み出すと考えられている。この特別な質感とカラーは、贅沢でリラックスしたカントリーサイドの雰囲気を漂わせているだけでなく、モダンな印象を与えるようデザインされた。

ツイードの登場により7種類から選択可能になったルーフトップ

新しいツイード フードの開発は、コンチネンタル GT コンバーチブルのエクステリアとインテリアカラーに連動して進められた。ボディカラーは標準色が17種類、さらに特別色は45種類からチョイス可能。15種類のカーペットオプション、8種類の手作りウッドパネル、15種類のインテリアトリムからカスタマー自身が好みの内外装を仕上げることができる。

ルーフに関しては、ツイード仕様を含めて7種類を展開。ユニークなZ型に折りたたまれるコンバチーブルシステムを採用しており、シーリングシステムの改良と音響処理が施されたことにより、通常の巡航速度での騒音レベルが3デシベルも削減された。

ダークブラウンとクリームの2色の糸で織られた生地

ベントレーのカラー＆トリム・デザイナーのキャシー・バスは、今回のツイード・ルーフについて以下のように説明する。

「私たちはこれまでにないものを作りたいと考えていました。そして、ツイード調のフードを見たことがないことに気がついたのです。私たちはテーラーメイドと伝統的なファブリックが重要なトレンドになると確信しています。ツイードという素材を選ぶのは正しい選択だと判断しました」

様々な素材を選定・調査していた段階から、ベントレーのカラー＆トリム・チームはダークブラウンとクリームの糸による、現代的でありながらレトロな雰囲気を持つツイードに注目していたという。

「これこそが私が探していた物だという、直感的な感覚がありました。唯一の問題として、ベントレーのフードの要件を満たすためには非常に特殊な織り構造を持つ必要があったことでした。ツイード生地はその要件を満たすのが難しかったのです」

ツイード生地の特性から困難を伴ったトップへの採用

フードの生産要件を満たしながら、ツイード調を再現する作業は大変な困難が伴った。しかし、ベントレーとフードメーカーが密接に連携したことで、ツイード本来の色調と言えるレベルのダークブラウンとクリームによる絶妙なバランスのコントラストが実現した。

「適切な組み合わせを見つけるために、私たちはダークブラウンとクリームの糸を何度も何度も染色しました」

実際にコンチネンタル GT コンバーチブルのツイードフードに近づくと、ダークベージュのような色彩が変化し、ファブリック内に織り込まれた繊維が絶妙な色を醸し出していることが分かるだろう。