■ハイブリッドスポーツカー「TOM'S PRIUS」
2024年6月17日にTOM’Sは、トヨタのハイブリッドカー「プリウス」をスタイリッシュでレーシングに仕立てるスタイリングパーツを7月1日に発売します。
東京オートサロン2024で展示されたハイブリッドスポーツカー「TOM’S PRIUS」の市販パーツとは、どのようなものなのでしょうか。
【画像】めちゃカッコいい! トヨタ「プリウススポーツ」の画像を見る(42枚)
TOM’Sは、モータースポーツやトヨタやレクサス車のカスタマイズモデルを手がけています。
さらには、レースカーの設計・開発・試作、そしてスーパーGTなどのモータースポーツへの参戦など、多岐にわたって展開しています。
そうしたなかで、TOM’Sは2024年に創業50周年を迎えました。そこで東京オートサロン2024では3台のトムスコンプリートカーを展示。
TOM’S PRIUSは、ノーマルの良い部分を向上させることをテーマに開発されコンセプトは「ハイブリッドスポーツカー」。
展示された個体には、スタイリングパーツとして「フロントスポイラー」「サイドステップ」「リアアンダースポイラー」、エキゾーストシステム「トムス・バレル」を装着。またその特徴について、現場の担当者は次のように話していました。
「純正デザインを大きく変えず、フロントの大きな開口部は残しながら、レーシングカーを思わせるデザインを与えました。
左右にはワイド感を強調するエアダクトを設けていますが、空気がちゃんと抜けるようにして、整流効果をもたせています。
単に美観だけではなく、レースでの豊富な経験を持つTOM’Sとして、このようにしっかりと空気抵抗の低減という機能をもたせた製品を世に問いたいという気持ちで開発してきました」
そして今回、正式な発売日が7月1日ということが明らかになりました。
市販版となるスタイリングパーツのコンセプトは「PLAY!」だと言います。
ひと目でアグレッシブな印象を与えるデザインと、気持ちの良い走りを予感させる機能美。
そしてクルマに乗り込む前からわくわくするドライブが始まるような高揚感が日常の運転を遊び心に変え、日常生活のパートナーであるプリウスの新しい一面を提供するとしてます。
具体的にフロントスポイラーは、グリル部からサイドダクト部までブラックに統一することでスーパーGT参戦マシンを彷彿とさせます。
サイドダクトは、ルーバー形状を採用しフロントバンパーの抵抗となる空気を効率的に排出する流路を作り、空気抵抗の低減を図りました。
サイドステップはプリウスの特徴的なラインを崩すことなくデザイン。
スーパーGT参戦マシンにインスパイアされた前後のスポイラー形状が、スタイリッシュなサイドビューを実現します。
リアアンダースポイラーは整流効果が期待できる大型フィンを採用することで。ディフューザー形状と相まってインパクトのあるフォルムを実現しました。
またリアバンパー側部のボディ全長を延長することで整流効果を生み、車両側面を流れる空力性能を向上させています。
そして専用エキゾーストシステムとなる「トムス・バレル」は、低音の響きを重視したサウンドと相まってよりスポーティな印象を演出します。
※ ※ ※
最近では街中でも多く見かけるプリウス。
そんな日常生活に溶け込むプリウスにTOM’Sパーツを装着することでハイブリッドスポーツカーとなり、非日常の雰囲気も纏います。
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