フェラーリのカスタマーチームであるハースとアルファロメオは、F1第6戦モナコGPからフェラーリのスペック2のエンジン(ICE)を搭載する。
開幕戦オーストラリアGPでメルセデスに圧倒されたフェラーリは、当初の計画より前倒しで開発を進め、第5戦スペインGPにアップグレードされたICEを持ち込んでいた。
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スペインGPでフェラーリチーム代表のマッティア・ビノットは、本来は第7戦カナダGPで導入予定だったものを、2レース前倒しで持ち込むということは容易でなかったと語った。
「それはとても大変だったし、単純なものではなかった」
「それを(前倒しで)導入することは、本当に直前に決まったことだ」
「ほんの数日前に正式な承認プロセスを終えたばかりだが、我々はここ(スペイン)ではそれ(アップグレード)が重要で、さらには次のレースのモナコでさえも重要だと確信していた」
アップグレード版ICEは、バルセロナではフェラーリのみに搭載されていたが、モナコGPからはそのカスタマーチームであるハースとアルファロメオにも供給されるようだ。
非常にタイトで曲がりくねったモンテカルロ市街地コースでは、エンジンパワーが果たす役割はあまりないと言える。だが、新しいICEのマッピングを理解することは、パワーが要求されるカナダGPに向けて重要となるだろう。
ハース代表のギュンター・シュタイナーは次のように語った。
「どのくらいパワーに違いがあるのか、ドライバビリティがどのくらい(良くなっている)なのかは正確には分からないが、今回の導入はエネルギー管理(のため)だ。私はマップについては分からないが、悪くなることはないだろう」
ハース、アルファロメオのドライバー4人は、パワーユニットのコンポーネントのうち、コントロールエレクトロニクスのみを2基目に交換。その他は1基目のコンポーネントを使用しているため、モナコでグリッド降格ペナルティを受ける可能性は低いだろう。
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