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ランボルギーニ ウラカンは成功作のガヤルドを進化させ、豊富なバリエーションも人気に【スーパーカークロニクル/071】

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ランボルギーニ ウラカンは成功作のガヤルドを進化させ、豊富なバリエーションも人気に【スーパーカークロニクル/071】

1970年代の後半に大ブームが起き、今もなお人々を魅了してやまないスーパーカーたち。そんな懐かしいモデルから現代のハイパースポーツまでを紹介していく、スーパーカークロニクル。今回は、ランボルギーニ ウラカンだ。

ランボルギーニ ウラカン(LAMBORGHINI HURACAN:2013~)
ガヤルドの後継として2013年末に発表されたのが「ウラカン」。ボディデザインは、アヴェンタドールなどを手がけたフィリッポ・ペリーニで、カーボンファイバーとアルミニウム素材を統合したシャシにより、デビュー時のLP610ー4 クーペの車重は1422kgに抑えられていた。

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ミッドシップ搭載されるV型10気筒のDOHCエンジンはガヤルドと同じ5204ccの排気量だが、最高出力は610ps、最大トルクは560Nmに引き上げられていた。それに7速DCTが組み合わされ、フルタイムで4輪を駆動する。公称のパフォーマンスデータは最高速325km/h、0→100km/h加速が3.2秒、0→200km/h加速が9.9秒とアナウンスされている。

コクピットはガヤルドのものより進化し、メーターパネルは12.3インチのフルカラーTFTモニターとなった。インテリアには上質なナッパレザーやアルカンターラがふんだんに用いられた。

2016年にはフルオープンとなるスパイダーも登場。最高出力は580psに引き下げられているが2WD化されて車重も軽くなり、より運動性能を楽しめるLP580ー2、およびそのスパイダー版も登場するなどバリエーションを広げていった。2017年には軽量化されてエンジンパワーもアップした「LP640 ー4 ペルフォルマンテ」が登場した。

2019年1月にはビッグマイナーチェンジを施し、車名も「ウラカン EVO」と改めた。新デザインのフロントバンパーは一体型ウイングを備えたフロントスプリッターによって空力効率が向上された。パワーユニットは、ペルフォルマンテに搭載されていた5.2LのV型10気筒DOHCで最高出力640ps、最大トルク600Nmを発生。7速DCTと4WDは継承され、最高速は325km/h以上、0→100km/h加速は2.9秒、0→200km/h加速は9秒というパフォーマンスを公称。

2019年のジュネーブ モーターショーでオープンモデルのウラカン EVO スパイダーを発表。2020年初頭にはパワースペックを610psと560Nmに抑えて後輪駆動としたウラカン EVO RWDを設定。さらに2022年には改良モデルの「テクニカ」、2023年にはオフロード仕様の「ステラート」が設定されるなど、登場から10年を経てもウラカンは進化を続けている。

ランボルギーニ ウラカン LP610-4 クーペ 主要諸元


●全長×全幅×全高:4459×1924×1165mm
●ホイールベース:2620mm
●車両重量:1422kg
●エンジン種類:90度V10 DOHC
●総排気量:5204cc
●最高出力:610ps/8250rpm
●最大トルク:560Nm/6500rpm
●燃料・タンク容量:無鉛プレミアム・90L
●トランスミッション:7速DCT
●駆動方式:リア縦置きミッドシップ4WD
●タイヤサイズ:前245/30R20、後305/30R20

[ アルバム : ランボルギーニ ウラカン はオリジナルサイトでご覧ください ]

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