早くもマツダ3のタクシーが登場!
筆者は台北しか滞在したことはないのだが、台湾ではトヨタ・ウィッシュが現地でノックダウン生産されていたこともあり、一般乗用車のなかでも人気が高かった。台北市内を走るタクシーも圧倒的にウィッシュが多く、“世界一ウィッシュを愛していた”のが台湾だったのだ
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そのウィッシュのノックダウンが2016年で終了してから3年。久しぶりに台北を訪れてみると、いまだにタクシーは圧倒的にウィッシュが多いものの、いままで見かけなかった車両も多く存在し、“ポストウィッシュ”をねらったタクシー車両の覇権争いで戦国時代のような状態になっていた。
まず台湾桃園空港に降り立ち、台北市内までタクシーで行こうと乗り場で待っていると、マツダ3(アクセラ)のタクシーが来たのには驚いた。
ウィッシュに変わってシエンタが先頭に立つか
順当にいけば、ウィッシュと入れ替わるように現行シエンタが発売となっているので、後継者筆頭と考えられる。しかし事実シエンタのタクシーは目立っていたものの、まだ後継者を名乗るような状態ではなかった。
トヨタではカローラ・アルティス(セダン)とRAV4のタクシーが目立っていた。これはRAV4のフルモデルチェンジと、日本に先立ちカローラセダンがフルモデルチェンジを実施し新型が発売となっているため、先代型の在庫処分の一貫でタクシー車両が増えているようだ。
トヨタ以外ではホンダHR-Vや日産ティーダ、エクストレイルなどもあったが、いずれもSUVやハッチバックなので主流になるかどうかは不透明。シルフィのタクシーも以前から走っているので、こちらが日産としては本命なのかもしれない。
地元台湾ブランドの“LUXGEN”もパラパラ走っており不気味な存在感を見せていた。いつもはガチで日本車に勝負を挑む韓国勢だが、ヒュンダイブランドでは大型ミニバンのグランドスターレックスが目立っており、日本車との直接対決は避けているようだ。
ウィッシュ自体も生産中止間際に大量にタクシー車両として在庫処分が行われたようで、まだまだ年式の新しい車両が多い。そのためいますぐ激減することはないだろうが、ウィッシュ以外のさまざまなタクシー車両が目立ってきている。なかでも正統後継車両となっていくのはやはりシエンタが有力といえるだろう。一般ユーザーの間でもシエンタは大ブレイク状態で、インドネシアやタイなど、リリースしているASEAN諸国においても軒並みヒット車両となっている。
ただ路線バスではEVバスの導入が始まっている。この流れがタクシーにも波及していけば、タクシー車両の勢力図にも中国勢などが加わる可能性もあり、流れはガラリと変わることになるだろう。
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