モビリティリゾートもてぎで開催されているMotoGP第16戦日本GPのMoto2クラス決勝で、小椋藍(MT Helmets - MSI)が2位表彰台を獲得。母国で3年連続の表彰台となった。
今週末の日本GPはレースウィークを通じて天候が不安定で、時折雨に降られてきた。ただ決勝日は朝の天候が良く、レースはドライコンディションで争われることが期待された。そしてMoto2クラスはドライコンディションで決勝時刻を迎えたが、スタート直後の1周目に雨が降り始めてしまい、レースはすぐに赤旗中断となった。
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レースディレクションはMoto2決勝を12時30分ピットレーンをオープンし、全12周へ減算しオリジナルグリッドで再スタートすることを決定した。
日本人ライダーのライダーの小椋は、この再スタート時にスリックタイヤを選んだ。雨が降り止み路面が乾いていくことに賭ける作戦を選んだのだ。
そしてこの作戦は大当たり。多くのライダーがレインタイヤを選んでいたが小椋はすぐにそれらのライバルよりもペースが良くなりはじめ、以降はごぼう抜きでトップに浮上した。
レースは同じスリックタイヤを選んだマニュエル・ゴンザレス(QJMOTOR Gresini Moto2)との優勝争いになり、残り4周でライバルに先行を許し2番手へ後退。小椋は無理には追いかけず、2位でフィニッシュ。3年連続の母国戦表彰台となった。
なおタイトル争いではライバルでチームメイトのセルジオ・ガルシアが14位に終わったため、小椋のリードは60点まで拡大した。
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