新型『KTM 390 DUKE』をレビューします
お前ら夜道に気をつけろ!どうも夜道雪です!
【画像】KTM 390 DUKEと夜道雪の画像を見る(15枚)
今回は新型『KTM 390 DUKE』をレビューしていきます。夜道雪といえば「390 DUKE」、「390 DUKE」といえば夜道雪ってところ、あるじゃん(?)
私が高校生で免許をとって最初に乗ったデビューバイクが、まさにこの390 DUKEなのです。私の390 DUKEは2014年の初期型で10年選手ですが今も元気いっぱいトルクいっぱいやんちゃ全開で走ってくれるのです!
そんな390 DUKE大好きなワタシ。
新型DUKEにも乗るしかないじゃん? 10年の変化を見てみたいじゃん!?
ということで早速、新型車両を見ていきましょう!
まずは排気量と電子制御を確認!
新型は398.7cc、初期型は373.2cc、ということで新型は25ccもアップしたんですね。電子制御システムもライドモードが3段階(レイン/ストリート/トラック)から選べるようになりました。
初期型DUKEはABSカットができる公式裏技がありましたが流石にもうそういう裏技はないのかなぁ? と思ったら全然ありました。
DUKE先輩流石っす…!
今回私が試乗したのはオレンジですが、ブルーもめっちゃかっこいい…!
私のDUKEもオレンジの車体でしたが途中で味変したくなり、自分でカッティングシートを使い水色を足してみたりもしました。夜中にさ、駐車場で一人で切って貼って、気づいたら夜明けになっててさ…出来上がった車体を見て一人でニヤけてね。
懐かしいです。青春です。
初期型DUKEに乗ってていつもありがたく思うのはやはり軽さ。乾燥重量139kgは何年乗り続けてもありがたみを感じます!
そんなDUKEの最新型の重量は…装備重量で165kg、半乾燥重量では153kgです。乾燥重量については記載がなかったのですが、排気量もアップしてますし各部性能もアップしてるのでまあそんなものでしょう。
ガソリンだけでも10キロ程度は増えているはずですし。ちなみに165kgでも相当軽い方です!
シート高も気にならない車体重量
初期型から変わらず390 DUKEは中型のわりにはシートが高いのですが、ここは現行も変わらず。なんなら少し高くなっています。初期型800mm、現行は820mm。
ただDUKEは本当に軽いのでこのシートの高さもさほど気になりません。身長155cm高校2年生の夜道でも乗れたくらいですから!
バイクにおいて軽さはほんとうに正義ですね!
メーター見てください! フルカラーでもう全部の情報見えちゃってる。丸見え。全部見え。
初期型DUKEのゲームボーイみたいなモノクロデジタルメーターもあれはあれで好きだったけど、夜はやっぱりカラーの液晶メーターが見やすそう…。初期型DUKEを一生愛すると誓ったのに…浮気しちゃいそう……♡
では、乗っていきます!
何これ乗りやす!?
DUKEの軽快さはそのままに、ヤンチャすぎた部分は抑えられてる、楽しく乗りやすい。そんな印象です!
特に乗りやすいと感じたのはハンドリング。
従来のDUKEは、ライダーがハンドリングの操作でグイグイと曲がっていくバイクでしたが、新型DUKEは進みたい方向に自然と車体が流れていくような感覚で、ハンドリングという感覚自体を忘れるような自然な乗り心地が好印象でした。
古参KTMマニアは、この自分で操る感覚が楽しかった人たちもいらっしゃると思いますが…DUKE特有の軽さいっぱいヒラヒラグングン進むあのヤンチャさはそのままです。
単気筒のトクトク音も気持ち重めな音色に変わり、高級感すらあります。少し気にしていた若干の車体重量の増加も、正直私如きにはサッパリ違いがわかりません。
「まあ、重たくなったと言われたら重くなったんかな?私にはよくわかんねえな」と本音がぽろっと…(笑)。
撮影中は、何度も同じコースを行ったり来たりして車体を切り返したりUターンをしたり結構大変なのですが、DUKEならそれらの心配は全くありません。心なしかハンドルの切角も大きくなった?気がします。とっても曲がりやすい。
ちょっとスピードを出せば、車体の軽さを体感できるぶっ飛び具合が初期型から変わらない、元気いっぱいな走り!
自分まで吹っ飛んでいっちゃいそうなヤンチャな走りが、ほんと好き! ここでもDUKEの軽さの恩恵をヒシヒシと感じます。
タンク容量は初期型から4リットルアップしているのですが、私はこの満タンにした時の車体のどっしり感が嫌いじゃないのです。DUKEが「お腹いっぱい!やる気出たぜ!」って言ってるような気がして!
元々が軽い車体だからか、ガソリンを入れた後のDUKEはそれが如実にわかりやすいのです。
DUKEかわちーね!♡
KTM 390 DUKEは、夜道雪にとっての人生そのもの!
ということで、今回は新型390 DUKEで寄り道して行きました!
390 DUKEは、私にとって青春であり、夜道雪にとっての人生。学生時代のもやもやした私を救ってくれたバイク。そして、夜道雪という一人のタレントを色付けてくれた。
私の人生から切っても切り離せない存在が『KTM 390 DUKE』。
初心者には扱いづらいとされる外車にも関わらず、初心者はもちろん玄人にも長く愛され続けているDUKEシリーズが夜道雪は心から大好きです!
是非皆さんもヤンチャで優しいこの一台に乗ってみてはいかが?
あなたの青春、そして人生を色付ける一台かもしれません!
■2024 KTM 390 DUKE軸間距離:1357mmシート高:820 mm車両重量:165kgエンジンタイプ:水冷4ストローク DOHC単気筒総排気量:398.7 cc最高出力:33kW/ 8500 rpm最大トルク:39 Nm燃料タンク容量:15Lタイヤ:前 110/70 R17、後 150/60 R17ブレーキ形式:前ディスク、後ディスク(前後ABS)懸架方式:前 テレスコピック倒立、後 スイングアーム式フレーム形式:スチール製トレリス・メインフレーム■メーカー希望小売価格:82万9000円(消費税10%込)
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