豪邸ガレージの外観はまるで美術館!? 窓のない不思議な建物はなんと木造!
10年以上も前からガレージハウスに憧れを抱き、理想のカタチを思い描きながら、夢を温めてきたオーナー。それにもこだわらず、建築家に託した言葉は「お任せします」だった。
築54年「GT-R」の秘密ガレージ! 「スロットカーコース」は増改築で設置!【ガレージライフ】
クルマが4台格納できること。
駐車場と居住スペースが近づき過ぎていないこと。
どの空間にいても快適さが感じられること。
オーナーのRさんが建築家・藤原誠司さんに伝えた要望はこの3点くらい。10年以上も前から「ガレージハウス」に興味を抱き、夢を描き続けてきたとは思えないリクエストの少なさは、まさに“お任せ”だったと笑う。なぜこのような思いきった託し方ができたのだろう。
設計は感性に響く建築家にお任せ!
「まず言えるのは、時間をかけて自分の感性に響くパートナーを探し当てたことにあると思います。以前から『ザウス』さんがプロデュースした住宅が気になっていて、その中でも藤原さんの作品に心が動かされたのです」
「藤原さんなら必ずや私の期待を超える住宅をつくってくれると確信したのですね。また、私もこだわりが強いほうですから、これまで建てた家には随分と注文を出しましたけれど、結局はプロにお任せしたほうが素敵なものに仕上がる。そんな経験則からも、今回は必要最低限の注文しか出さないと決めたのです」
そんなRさんの思いを受け止め、提案されたのが、外から見ると窓が一つもない美術館のような佇まい。しかし中に入ると、その伸びやかな空間構成と圧倒的な開放感に驚かされることになる。
やすらぎの中庭の役割とは?
リビングを挟むように中庭が2つ。そこから流れ込む自然光や風が、室内でくつろぐ人をやさしく包み、この上ないやすらぎをもたらしてくれるのだ。
「この2つの庭も役割がそれぞれあって、南側の庭は眺めるためのものです。北側のそれは、家族や友人たちと過ごすアウトドアリビングとして設計されています。もちろん外からの視線はしっかりと遮っているので、カーテンを開け放して暮らしても、まったく問題がありません」とRさん。
2階の居室も中庭を囲むようにゾーニングされているため、どの部屋も明るく心地いいのだとか。中庭に佇んでいると、家族が今どこにいるのか雰囲気が感じられるので、安心感が生まれると喜ぶ。
一方、ガレージは、ショールームのような大空間が特徴の設えに。木造でこの広さの大空間を実現するために、壁厚や荷重を精緻に計算。かつデザイン上、美しく仕上がるようにフレームの柱型の位置を調整するなど、徹底的にこだわり、完成させている。スポットライトによる照明計画もしっかりと行い、床にはタイヤ痕が目立たないようにとグレーの600mm角タイルを敷き詰めた。
「こういった構造設計ができ、建物として美しく成立させられるのも、『ザウス』さんや藤原先生の高いノウハウがあるからこそ。やはりお任せしてよかったですね。完成して暮らしてみて、何の不満もありません」
◆ガレージに収まる愛車
2019 Ferrari 812 Superfast
2019 McLaren 720S Spider
2018 Porsche Macan Turbo Performance
2016 Alfa Romeo Giulietta Quadrifoglio Verde
◆ガレージオーナーに聞きました
・ここがお気に入り
ほとんどすべて気に入っています。特に気に入っているのは、外からの視線は遮られているのに、中に入ればものすごく開放的なところですね。また、中庭からの眺めがとても良く、家のほぼ全室と向き合っているので、すごく明るい。空間のつながりがいいため、どこにいても家族の気配が感じられるところも気に入っています。
・これからの夢
リビング、趣味室、中庭などのパブリックスペースは、家族みんなが楽しめる空間にするのが理想です。もう一軒建てるなら、パーティースペースとゲストルームを備えた海辺や湖畔の別荘ですね。
・読者へのアドバイス
テイストの合う建築家先生を探して、最低限の要件をお伝えしたら、あとはお任せでお願いすることですね。私の場合、基本設計は当初の提案からまったく変えていません。
◆建築家からのコメント:株式会社フジハラアーキテクツ 藤原誠司さん
Rさんはとても感性が豊かな方。お仕事の関係上、上質さを知るお客様も頻繁に訪れることから、住空間やガレージはもちろん、エントランスの設計にもしっかりと工夫を重ねました。
エントランスは一般的な住まいと比べて広く取り、絵画を飾れるギャラリースペースに。大容量のシューズクロークを裏動線に設けることで、エントランスが常にすっきりと片付けられるように仕上げました。今では広いエントランスに小さなチェアとテーブルを置き、そこで商談することもしばしばなのだとか。暮らしに合わせ、この住まいを素敵にコーディネートし、使いこなすRさんこそが、この住まいにふさわしい方だと思います。
◆プロデューサーからのコメント:ザウス株式会社 大阪店 原田稔泰さん
Rさんは建築に対する造詣も深く、これまで自宅を建てられた経験もお持ちでした。それだけに、「どうすれば理想の、素敵な住まいが生まれるか」を知っておられました。記事の中にも触れられていますが、いい家を建てるためには“任せる”ことがとても大切です。
もちろんお施主様の夢の実現ですから、私共からのご提案は差し上げても、無理やりアイデアを通すことなどはしません。ご要望はしっかりと反映させていきます。しかし、詳細の具体的なご要望が多ければ多いほど、バランスよく住まいとして成立させることは難しくなっていきます。打ち合わせを重ねながら取捨選択をし、最終的には建築家先生のアイデア、感性に委ねるというスタンスを、ぜひお持ちいただけるとうれしいです。
取材協力:ザウス株式会社 www.zaus-co.com
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日産「新型セレナ」発売に反響多数! 「待ってました」「魅力的」 超スゴい「高性能4WD」&地上高アップの「イーフォース」追加へ! 待望の「性能向上モデル」14日発売
「娘友達を乗せたらベルト未着用で捕まりました。ママ達は笑うだけで謝りません。不快です」投稿に回答殺到!?「感じ悪い」「でも貴女は命を預かってる」大激論に…悪いのは誰なのか
6速MTあり! 660ccの新型「軽量スポーツモデル」初公開! 超パワフルな「81馬力」エンジン搭載した「2シーター仕様」が発表! 爆速の「新型タイガースポーツ660」来年2月に発売へ!
レクサス新型「エレガント」発表! 最安価な「“5人乗り”コンパクトSUV」! 全長4.1m級の“最小レクサス“「LBX」が販売店でも話題に
ミツオカの新型「M55」が808万5000円で申込受付開始! 2025年モデルは100台限定で6MTのみ…全国のミツオカ販売拠点へ急げ!
EVが内燃車に追いつく日! 2026年、所有コストが同等に――バッテリー急落&中古拡大が生む大転換点とは?
日産「新型エルグランド」いつ登場!? 唯一無二の「ターボエンジン」も搭載か? 王道の「キング・オブ・ミニバン」“全面刷新”に期待高まる!
ついに出た!!!!!!!! 待ってたぞ!! 2L×幌[ロードスター]が登場間近!?
日産が93.5%の大幅減益! ハイブリッドの急速な伸びを読めなかったのは庶民感覚が欠けていたから…「技術の日産」の復活を望みます【Key’s note】
運転続行?それとも返納? 技術の進化に“隠れた”「危険運転」! 「高齢運転者」が“直面”している「5つの特徴」とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント