シートカウル、大きい方がいい?
ヤマハの新生「XSR900」が欧州に見参!! 伝説のブルーにバーエンドミラーの最新スタイル!
2021年11月2日に、ヤマハは欧州でフルモデルチェンジしたXSR900を発表した。予想外のゴロワーズカラーに歓喜したのは往年のファンも我々編集部も同じだろう。そして新しいユーザーたちも。だが、編集部の旧車好きに言わせてみたところ……。
●CG: ヨ(ヤングマシン編集部員)
そりゃあプロのCGアーティストのようには作れないけどさ
これから掲載する写真やCGはまったく根も葉もないものであり、噂にすら上っていない。カスタムの素材としての新型XSR900の魅力に迫りたいという思いと、意外とイケるんじゃない? という自画自賛の気持ちから制作する記事であることをご理解いただいたうえで読み進めてもらいたい。
まず、筆者は新しいXSR900についてだいぶカッコイイと思っている。だが、編集部でそれを言ったところ、「もう少しシートカウルが大きい方が」とか、「ゴロワーズブルーは確かに意外だったけども」といった、奥歯にモノが挟まったようなコメントをする旧車好き編集部員がいたのだ。これだからオッサンは……と思ったが自分もオッサンなので何も言えない。
へー。じゃあとりあえず昔のRZ250Rのシートでもくっつけてみるか……などとやり始めてしまったのが運の尽きだった。「もう少し大きいほうが好み」とか「カウル付きも見たいなー」「シートだけ元に戻して」などとウルサイことこの上ない。余計な仕事を増やしてしまったことを後悔しつつ、そしていつも予想CGをお願いしているSRDさんの仕事のクオリティに改めて感嘆しつつ、シロウト制作のCGでも雰囲気くらいは伝わるだろうと、読者の皆様に恥を忍んで公開することにしたわけである。
である、という語尾の言い回しはいまいち自信がないときに使いがちである。
素材として使ったのは下の2車である。ここからシートやらアッパーカウルやらを切り貼りする所存。
―― RZ250R
―― TZR250
ちなみに現代のバイクの小さなシートカウルは、ロール軸からもっとも遠いところを軽量化し、かつ横方向の空力を向上して倒し込みを軽くする狙いから。つまり性能を高めるためのものなので、旧車好きには物足りない大きさかもしれないが、技術的には至極真っ当な正常進化だ。また、バイク単体でのエアロダイナミクスだけでなく、競り合いの中やスリップストリームにつかれた際の引っ張られ方なども変わってくるというから面白い。そんなお話はいずれまたどこかで。
勢い余って作ってしまったCGである。どうかご笑納ください
まずはベース車両の新型XSR900だ。この流麗なスタイリングを目に焼き付けておいてもらいたい。CGだけをまとめて見たいという方はコチラへどうぞ。
―― YAMAHA XSR900[2022 model]
最初に制作したのがこれ↓
―― シートカウルの文字がRZ250のまま……。
シンプルにノーマルのシルエットを生かしつつ、前後シートが同じような大きさ、同じような位置に収まるように調整したRZ250Rのシート+シートカウルを配置した。色味は合わせたもののシートカウルのロゴはRZ250Rのまま。ここは寛大な心で受け止めていただきたい。もちろんXSR900にYPVSは搭載されていないぞ。
これを他の編集部員に披露したところ「シートカウルの大きさが物足りぬ」ときた。うーむ。
仕方ねーなーと思いつつ、シートの大きさを調整してみたところ、なんか往年のシルエットに近付いた気がする。
―― 安易だが、これにてRZ900R完成!
ナンバープレートはXSR900のノーマル位置から無変更だが、いい塩梅になったと思う。こうなってくると、カウル付きも見たくなるのが人情というものだ。RZ250RにはRZ250RRというカウル付きバージョンもあるが、それにはゴロワーズカラーが存在しない。切り貼り程度は出来ても、車体のグラフィックを変更するようなCG加工技術を持たない筆者は、迷わず同時期に発売されたTZR250のカウルを使用することにした。
出来たのが以下のCGである。
―― FZR400っぽくもある……?
あれ? なんかカッコよくない?! 真横からだとヘッドライトが見えないので、TZR900とも言えるしFZ900Rとも言えるし……という感じになった。ちなみにアンダーカウルを残すと、アッパーカウルがいい位置に程好い大きさで収まった際にマフラーが食い込んでしまったので、泣く泣く削除した。うまく加工する技術があればよかったのだけれど。
なんならシートもTZR250を流用したらバランスよくなるんじゃない? と思ったので、シートも換えてみた。
―― TZR900である。
例によって車名のロゴはTZR250のままである。が、幸いなことにYPVSの表記はなかったので、言い訳がひとつ減った。
うむ。これはこれで悪くない。現代的なシートのコンパクトさを演出しながら、往年のマシンのディテールを生かし……え?
編集長「シートだけノーマルに戻せませんかね」
なん……だと……。
―― こんなYZF-R9が欲しい!
あ、これいちばんカッコイイかも。
なんというか1970~1980年代の耐久レーサーのようで、コンパクトなシングルシートに大柄なカウルと長めのタンクがナイス。シートだけ戻せと言われた時には泣きそうになったがまあ仕方ない、結果オーライだ。
―― イメージ的にはこのへんとか近いかも。写真は1980年鈴鹿8耐優勝車のヨシムラGS1000Rだ。小柄な車体は180kg、空冷4気筒エンジンはヨシムラチューンで130psを発揮したという。あれ? 現代のXSR900にサイズ感や馬力も近い?
ふむふむ。これにて自己満足的にはOKである。というか他の仕事が山積みなんだがどうしよう。
ついでなのでTZR250シートカウルのネイキッド版も置いておく。これはこれで収まりのいいシルエットになったかもしれない。
―― ちょっとトライデントっぽいか……いや、FZ900Nといったところか。
以上、シロウト制作のCGにてお目汚し失礼!
XSR900は2022年春以降に日本でも発売されるというから、今から楽しみだ。
というかヤマハさん(ワイズギアさん?)、こんなカスタムパーツもご検討いただけたりしませんかね?
YAMAHA XSR900[2022 model]
主要諸元■全長2155 全幅860 全高1155 軸距1495 シート高810(各mm) 車重193kg(装備)■水冷4ストローク並列3気筒DOHC4バルブ 889cc 119ps/10000rpm 9.5kg-m/7000rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=180/55ZR17 ※諸元は欧州仕様 ●価格:未発表 ●発売時期:2022年春以降(日本)
―― YAMAHA XSR900[2022 model]ブルーメタリック(欧州カラー名: レジェンドブルー)
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。 ※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
「すごい多重事故…」 関越道で「トラックなど3台が衝突」発生! 2車線が一時通行規制で「通過時間70分」の大渋滞 圏央道も混雑
“45年ぶり”マツダ「サバンナGT」復活!? まさかの「オープン仕様」&斬新“レトロ顔”がサイコー!ワイドボディも魅力の「RXカブリオレ」とは?
「運転席の横に“クルマが踊っている”スイッチがありますが、押したら滑りますか?」 謎のスイッチの意味は? 知らない「使い方」とは
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
ついにその瞬間がやってきた!!!!! シビックベースの70年代風GTカー[ミツオカM55]が限定100台800万円で販売!!!!! 即売必至か?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント