■2.5リッターエンジン+モーターのハイブリッドシステムを搭載
中国におけるトヨタの合弁企業の一汽トヨタは、新型「クラウンクルーガー」の予約を2021年7月3日に開始しました。クラウンブランドの新型SUVとして登場したクラウンクルーガーですが、どのような位置づけのモデルとして登場するのでしょうか。
【画像】SUV化したクラウン トヨタ新型「クラウンクルーガー」予約開始! 実車などを画像で見る(35枚)
クラウンクルーガーは、2021年4月19日に上海モーターショー2021で世界初公開されたSUVです。姉妹車として、トヨタがグローバルで販売し、中国市場ではトヨタのもうひとつの合弁会社である広汽トヨタから販売される「ハイランダー」が存在します。
一汽トヨタによると、中国においてもクラウンブランドは知名度があるといい、1980年代初頭の改革開放政策の開始時期には「職人の品質」と「東洋風の高級感」を併せ持ったモデルとして、中国における高級車の中心モデルとなりました。
その後、一汽トヨタが中国仕様のクラウン(セダン)を取り扱っていた実績もあり、そうした流れで今回一汽トヨタからクラウンクルーガーの登場に至ったと見られます。
なお、上海モーターショー2021ではクラウンクルーガーとあわせて、クラウンブランドのミニバン「クラウンヴェルファイア」も一汽トヨタから登場しています。
一汽トヨタによると、クラウンクルーガーは「クラウン」「ランドクルーザー」「RAV4」という3モデルのエッセンスを取り入れたモデルで、かつ一汽トヨタにおけるSUVラインナップのフラッグシップモデルに位置づけられます。
プラットフォームには、姉妹車のハイランダー以外ではRAV4や「ハリアー」などでも採用されているTNGAプラットフォーム(GA-Kプラットフォーム)を採用。
ワイド感を演出するロアグリルや3連LEDヘッドライトが、存在感あるフロントフェイスを演出します。
ポリマー制振材、高効率防音ガラス、防振材などの採用により静粛性の高いドライブを楽しめるほか、ヘッドアップディスプレイシステム、ともに12.3インチのLCDインストルメントパネルおよびナビゲーションシステム、顔認証システム、キック作動式パワーテールゲートなどの快適装備を搭載しました。
搭載されるパワートレインは、熱効率41%を達成した2.5リッターダイナミックフォースエンジンにモーターが組み合わされるハイブリッドシステムで、電子制御四輪駆動システム「E-Four」も採用されます。
一汽トヨタは、「クラウンクルーガーを通じて、より多くのユーザーにハイブリッド車の魅力を体験していただき、『ユニバーサル・ハイブリッド時代』をさらに推進していきたいと考えています」と説明します。
なお、一汽トヨタは初期注文分のユーザー(11月30日までに納車が完了した購入者)を対象に、初代モデルから15代目モデルまでのクラウンバッジを詰め合わせた「レジェンドギフトボックス」を製作するということです。
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みんなのコメント
アホとちゃうか!
クラウンはセダンに決まっとるやろが!