現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 中東日産 新型「Z」発売を前に5つの限定モデルで歴史を振り返る

ここから本文です

中東日産 新型「Z」発売を前に5つの限定モデルで歴史を振り返る

掲載
中東日産 新型「Z」発売を前に5つの限定モデルで歴史を振り返る

車のニュース [2022.08.14 UP]


中東日産 新型「Z」発売を前に5つの限定モデルで歴史を振り返る

新型フェアレディZ 速攻試乗&解説

日産「Z」は中東でも強い支持と人気を集めているという
 日産の中東法人は現地時間の2022年8月9日、7代目となる新型「Z」(日本名:フェアレディZ)が年内に発売予定であることを受け、これまでに発表されてきた5つの限定モデルを紹介し、世界的人気を誇るスポーツカーの50年にわたる歴史を振り返っている。


日米を中心に展開中の新型「Z」 中東、アフリカ、インド、欧州、オセアニアでは年内発売予定

日産 新型Z(海外仕様車)
 1969年の初代登場以降50年余りの歴史を持つ日産・Zは、これまでに世界で180万台以上を販売してきたトップセラーモデル。7代目の新型「Z」は2021年8月に米・ニューヨークで世界初公開されると大きな話題を呼び、その後、日米で順次販売を開始した。新型「Z」は最高出力400ps、最大トルク475Nmの3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載し、6速MTもしくは9速ATが組み合わされる。アフリカ、中東、インド、ヨーロッパ、オセアニアでは2022年内の発売が予定されている。

 日産サウジアラビア社長、インフィニティミドルイースト社長、日産ミドルイースト社長を兼務するティエリー・サッバーグ氏は「Nissan Zは中東でも強い支持と人気を集め、ラインアップの中でも重要なモデルです。UAEでは、連続ツインドリフト走行でギネス記録を打ち立てた(編集部注:2014年に記録)ことでも知られ、熱狂的なファン層を獲得しています。新型Zの発売で、彼らの期待に引き続き応えていきたいと考えています」と話す。

 同社ではZについて、「世代を重ねるごとに技術革新のハードルを上げ、より多くのエンスージアストを惹きつけてきた。ブランドの情熱とドライビングエキサイティングへの献身を体現し、50年以上にわたり魅力的なスタイリング、先進技術、スリリングな体験を提供し続けている」とし、歴代の限定モデルを紹介している。


【1980 Datsun 280ZX 10th Anniversary Edition】 “Z” の誕生10周年を祝った3000台限定モデル

1980 Datsun 280ZX 10th Anniversary Edition
 「Datsun 280ZX 10th Anniversary Edition」は、初代Zの誕生から10周年を記念し、3,000台限定で発売された特別仕様車。本革シートやHi-Fiステレオなどといった当時の高級装備に加え、ゴールドのZバッジ、ゴールドまたはブラックのアルミホイール、フロントフェンダーとハッチの記念ステッカー、スモークTバールーフなど、標準モデルとは一線を画す装備が施された。


【1984 Nissan 300ZX Turbo 50th Anniversary Edition】ブランド創立50周年で登場

1984 Nissan 300ZX Turbo 50th Anniversary Edition
 1984年にはブランド創立50周年を記念し、「300ZX Turbo 50th Anniversary Edition」を発売。ステアリングオーディオ、電子制御スポーツサスペンションなど、当時の先進技術を搭載。さらにメーターは、マルチLEDスイープタコメーター、スピードディスプレイ、Gフォースインジケーターなどといった未来的なデジタルメーターで構成され、スポーツモデルとしての風格を漂わせた。
 この年はブランドとして歴史の節目を迎えただけでなく、Zがアメリカで最も売れたスポーツカーとなった年でもあった。


【2005 Nissan 350Z 35th Anniversary Edition】一世を風靡した“新生Z”の特別モデル

2005 Nissan 350Z 35th Anniversary Edition
 2000年に一度は絶版となったZが2002年に復活。その後Zの誕生35周年を記念して2005年に登場したのが「350Z 35th Anniversary Edition」だった。特別仕様車として専用チューニングが施された同モデルには、専用5本スポーク18インチアルミホイール、フロントスポイラー、ブレンボ製ブレーキ、専用バッジなどといった多くの専用装備が用意された。


【2010 Nissan 370Z 40th Anniversary Edition】特別塗装を施した1000台限定車

2010 Nissan 370Z 40th Anniversary Edition
 2009年のフルモデルチェンジで排気量が3.7LにアップしたZが、その翌年に発表した40周年記念の1,000台限定モデル。フロント&リアスポイラー、スポーツブレーキ、19インチRAYS鍛造アルミホイール、ビスカスリミテッドスリップデフ、シンクロレブマッチトランスミッションなど、多くの専用装備を採用。さらに「40thグラファイト」と名付けられた専用ボディカラーを採用するとともに、赤のブレーキキャリパーや40thアニバーサリーバッジを装着して、スポーティなスタイルに磨きが掛けられた。


【2020 Nissan 370Z 50th Anniversary Edition】ダットサン240Zへのオマージュ示したモデル

2020 Nissan 370Z 50th Anniversary Edition
 2020年に発表したZの50周年記念モデルは、1970年に米国のSCCA(スポーツ・カー・クラブ・オブ・アメリカ)のレースで優勝するなど輝かしい功績を残した「ダットサン240Z」へのオマージュを込めたスタイルが特徴。サイドに2本のシグネチャーストライプをまとい、トランク、フード、サイドミラー、Aピラーを対照的なアクセントカラーでペイントした。また、フロントフェンダーに50th Anniversaryのロゴを配し、19インチアルミホイールに赤のアクセントを加えたほか、アルカンターラ巻ステアリングホイール、特製ステッチ入りシートバックなど、特別感を演出するデザインが採用された。

【あわせて読みたい】

https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/testdrive/146151/https://www.goo-net.com/magazine/newmodel/testdrive/140265/ 日産 フェアレディZの新車情報を見る

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ルーミーって…なんでこんなに売れてるの? どこがいいの???
ベストカーWeb
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
間違えると最悪車両火災の原因に! クルマのヒューズが切れたら「同色=同数値」のものに交換が必須!!
WEB CARTOP
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
トヨタWRC代表、勝田貴元にいよいよ“攻撃命令”。同点で並ぶヒョンデとのメーカー対決に向けて「攻めに転じる時がやってきた」
motorsport.com 日本版
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
ローソン、ラスベガス予選はQ2敗退15番手「大きくスライドしてしまった。まあそれがなくてもQ3は無理だったけど……」
motorsport.com 日本版
新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
新東名「最後の区間」どこまでできた? 過去最大規模の「トンネル湧水」発生も…どんどん造ってます!
乗りものニュース
オーナーは桐島ローランドさん 葉山町にオープンした新スポット『Felicity Cafe』とは
オーナーは桐島ローランドさん 葉山町にオープンした新スポット『Felicity Cafe』とは
バイクのニュース
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
70年代の“GTカー”が令和に復活!? 限定100台のミツオカ「M55ゼロエディション」ついに登場
VAGUE
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
くるまのニュース
新スタイルの洗車場、個室ブースで心置きなく洗車が可能…土曜ニュースランキング
新スタイルの洗車場、個室ブースで心置きなく洗車が可能…土曜ニュースランキング
レスポンス
マンホールの”大打撃”から1年……今度こそフロントロウからラスベガス決勝に挑むサインツJr.、混戦を予想「分からないことが多すぎる」
マンホールの”大打撃”から1年……今度こそフロントロウからラスベガス決勝に挑むサインツJr.、混戦を予想「分からないことが多すぎる」
motorsport.com 日本版
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
ベストカーWeb
「六本木のカローラ」を乗り継ぎ4台目!…BMW「3シリーズ」が自宅ガレージにあるのが普通という親子の現在の「E30」の経歴が凄かった!!
「六本木のカローラ」を乗り継ぎ4台目!…BMW「3シリーズ」が自宅ガレージにあるのが普通という親子の現在の「E30」の経歴が凄かった!!
Auto Messe Web
【クシタニ】による「クシタニの防寒グッズまとめ」!これで寒さを乗り切れる!
【クシタニ】による「クシタニの防寒グッズまとめ」!これで寒さを乗り切れる!
モーサイ
【写真蔵】「Jeep」ブランド初の100%電気自動車は、レネゲードよりもコンパクトな「アベンジャー」
【写真蔵】「Jeep」ブランド初の100%電気自動車は、レネゲードよりもコンパクトな「アベンジャー」
Webモーターマガジン
今季最悪の路面が今季最高のスペクタクルを生む? F1ラスベガスGP、タイヤの“グレイニング”を抑えることが鍵に
今季最悪の路面が今季最高のスペクタクルを生む? F1ラスベガスGP、タイヤの“グレイニング”を抑えることが鍵に
motorsport.com 日本版
東京都に住むEVオーナーは注目!  最新設備の「アウディ・チャージング・ハブ 紀尾井町」の150kWh超急速充電を30分無料開放
東京都に住むEVオーナーは注目!  最新設備の「アウディ・チャージング・ハブ 紀尾井町」の150kWh超急速充電を30分無料開放
THE EV TIMES
「公道で操れんわw」「1.6億で仰天」超弩級のシューティングブレーク『ROCKET GTS』にSNSも熱視線
「公道で操れんわw」「1.6億で仰天」超弩級のシューティングブレーク『ROCKET GTS』にSNSも熱視線
レスポンス
新しいF1レースディレクター、ドライバーたちは好印象「これまでで最高のドライバーズブリーフィングだった」
新しいF1レースディレクター、ドライバーたちは好印象「これまでで最高のドライバーズブリーフィングだった」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

11.075.0万円

中古車を検索
Zの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

105.8128.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

11.075.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村