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「最新モデル解説」おっ、ハンサム! 全面刷新した2ndホンダ・ヴェゼルの選び方

掲載 更新 110
「最新モデル解説」おっ、ハンサム! 全面刷新した2ndホンダ・ヴェゼルの選び方

新型は全4グレード構成。ハイブリッドが主力

 2021年2月にデザインを公開した新型ヴェゼルが発売された。2ndヴェゼルは「AMP UP YOUR LIFE(生活の増幅)」をコンセプトに、実用性を高め、プラスαの価値を追求した意欲作。ホンダの屋台骨を支える重要なモデルだ。

「最新モデル紹介」8年ぶりの全面刷新! 話題の新型ホンダ・ヴェゼル、実車に触れ、開発者に聞いて分かった魅力

 ラインアップはPLaY(プレイ)を筆頭に、Z、X、Gの4グレード構成。パワーユニットは上位3グレードが2モーター方式のe:HEVハイブリッド、Gは1.5リッターガソリンを搭載する。駆動方式はプレイがFF。他はFFと4WDを選べる。

サイズは従来とほぼ共通。デザインはクーペ風シルエット

 スタイリングはシンプルで伸びやか。ボリューム感を強調したボディロア部とすっきりとしたキャビン部のコントラストが新しい。ボディ同色グリルが個性を主張し、ヘッドライトは全車フルLED。プレイとZは18インチ㌅、XとGは16インチアルミが標準だ。
 ボディサイズは全長×全幅×全高4330×1790×1590mm(プレイ)。旧型(同4340×1790×1605mm)とほぼ同等だ。ライバルと比較すると日産キックス(同4290×1760×1610mm)と、マツダCX-30(同4395×1795×1540mm)の中間になる。新型はルーフレール未装着のため全高が従来比で低くなったが、それでも一般的なタワーパーキングには未対応である。

 プラットホームは従来モデルの大幅改良版。ボディはねじり&サス取り付け剛性を、それぞれ従来比で15%高めた強靭仕様。徹底した足回りの低フリクション化でハンドリングと乗り心地を改善した。入念な防音設計で、クラストップの静粛性も実現したという。

 パワーユニットはe:HEVハイブリッドが主力だ。1.5リッター直4エンジン(106ps/127Nm)と2モーター(131ps/253Nm)でシステムを構成する。基本的にフィットのリファイン版で、ヴェゼルではモーター出力が22ps高められた。駆動用リチウムイオンバッテリーは、フィットより大きなトルクを発生させるためにセル数を48から60に増やしている。
 e:HEVの走行モードは、EV/ハイブリッド/エンジンドライブの3種。エンジンは発電と高速道路用に使い、通常ユースでは“電動車”感覚が味わえるセッティングだ。WLTCモード燃費は24.8km/リッター(プレイ・FF)をマークする。

 駆動方式はプレイを除きFFと4WDの2種。4WDシステムはプロペラシャフトで後輪に駆動力を伝えるフルタイム方式。中でもe:HEV用は、高応答リニア制御と後輪駆動力の大幅アップにより優れた走破性を実現した。

プレイはホンダコネクトとパノラマルーフ標準装備

 11種の機能を集約したホンダセンシング、アルミ、プライバシーガラス、スマートキーなどは全車標準。Zはシート&ステアリングヒーター、電動テールゲート、VGR(可変ギアレシオ)が加わる。さらにプレイは、ホンダコネクトディスプレイ+ETC2.0車載器、パノラマルーフがプラスされ、ボディカラーは2トーンが標準だ。

 ただしプレイがZより上位かというと、そうでもない。アクティブコーナリング灯や左右独立温度調節式オートAC、トノカバーはZの専用装備。プレイはオプションでも選べない。また、プレイはFFのみ。4WDの上級グレードを選ぶなら、必然的にZになる。

 主なメーカーオプションは、1:ホンダコネクトディスプレイ+ETC2.0車載器、2:ワイヤレス充電器、3:マルチビューカメラシステム、4:プレミアムオーディオの4種。このうち1と2(プレイは標準)、3と4はセット扱い。価格はそれぞれ22万円、12万7500円になる。

 プレイとZの車両本体価格差は40万400円だが、1と2を装備すると18万400円に縮まる。注意したいのはプレイのボディカラー設定。2トーンカラーが標準だが、それはブラックとシルバーの組み合わせのみ。他の4タイプはオプション扱いだ。

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みんなのコメント

110件
  • 見かけるようになってきたが、もう古く見える。
    前モデルのような息の長い人気は無理だろう。
  • 走ってたけどどこから見てもマツダ車だよあれ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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