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トヨタ「80スープラ」を「ヴェイルサイド・コンバット」でイマ風にカスタム! オーナーにとって2台目となる愛車のこだわりポイントとは

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トヨタ「80スープラ」を「ヴェイルサイド・コンバット」でイマ風にカスタム! オーナーにとって2台目となる愛車のこだわりポイントとは

映画『ワイルド・スピード』に影響を与えたスポコンブーム

 今回紹介するトヨタ・スープラ(A80型)が装着しているエアロパーツを見て懐かしく感じる方は、間違いなく今から25年前のエアロパーツブームを経験したクルマ好きの世代になるだろう。

「カスタム続けて26年」初めて購入したトヨタ「80スープラ」にゾッコン! もはや「スープラ」の面影なし!

 当時日本では、アメリカ西海岸発祥のスポコンがブームとなり、パワーアップを目的に走りの性能を高めるチューニングとともにスポーティなエアロを装着させ、派手なペイントを施すドレスアップが大流行する。そして、その影響を受けた『ワイルド・スピード』という映画も生まれた。

オーナーにとって2台目となる80スープラ

 このスープラのオーナーであるY2Yさんは、当時のブームを経験した世代ではないが、映画『ワイルド・スピード』の影響を受けてカスタムカーの魅力にハマってしまったひとり。過去には『ワイルド・スピード』に登場したブライアンが乗るオレンジ色の80スープラレプリカを作り、乗り回していたという。

 その80スープラはだいぶ前に手放してしまったため、このスープラをふたたび購入したという。新たに手に入れた80スープラは、当時を感じさせるスポコン仕様としながらも、今と昔、新旧それぞれを融合するスタイルでのカスタムを楽しんでいるそうだ。

 新旧の「旧」の方から説明してくと、まず最初に目に飛び込んでくるフロントパンパーが懐かしい。これはヴェイルサイド・コンバット スープラCIIモデルのエアロパーツだ。

 当時、純正スタイル的なエアロパーツが多いなか、このコンバットシリーズだけは別格で、過激にカッコ良く仕上げるスタイルの先駆けとして大ヒット。特別な仕様を求めるオーナーたちは、こぞってコンバットエアロシリーズを装着するという時代もあった。

 この80スープラが装着しているエアロパーツは、1994年の東京オートサロンで登場し、その年のグランプリも受賞している。大きく口を開いた開口部が印象的で、機能的にも優れた効果を発揮するエアロであったことを思い出す。

ホイールもヴェイルサイドで揃える

 また、注目すべきはバンパー以外にも当時のデモカーと同じホイールを履かせている点だ。5本スポーク3ピース構造のヴェイルサイド・アンドリューをセットしているのである。

 鍛造製法で作られたディスクは鋭いエッジが特徴で、わかる人にはしっかり伝わる玄人が好むホイールといわれた。サイズはフロント10J-18インチ、リヤ11J-20インチの前後異形というサイズ選択にY2Yさんセンスの良さを感じる。

 これ以外のボディパーツについては「新」──つまり現代版のカスタムパーツを使っている。一見すると純正風のフェンダーは、フロント30mm、リヤ50mmのワイドフェンダーを装着し、スムージング処理によって純正をひとまわり大きくしたようなボディメイキングが施されている。

 カラーリングについては、スポコンイメージのデザインとしてバイナルグラフィックを加えながら、バスケットボールが好きだというY2Yさんは、ロサンゼルス・レイカーズカラーを採用。結果的によりスポコンマシンらしさを強調する仕上げになった。

 室内を見ると、リヤにNOSタンク2本を専用の台座を製作してマウント。内装も凝った造りで、レイアウトは純正のままだが、パネル類を塗り替え、助手席エアバックに加工を加えて追加メーターをセット。シートは明るいグレーのスパルコ製フルバケットシートに交換している。

 今後の予定は、まだ手を加えていないオーディオ系──スピーカー、モニター、ウーファーも含めて本格的に手を加えていくそう。メーカーをロックフォードにするのかキッカーにするか、現在思案中とのことだ。

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みんなのコメント

19件
  • イマ風、ではないと思うけど
    走り重視でスパルタンでなければ駄目でしょ
    この手の鬼キャンは車がかわいちょ
  • 鬼キャンじゃなければ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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