レクサスRZが話題
先日、世界初公開となったレクサスのプレミアムSUV電気自動車であるRZ。
【画像】レクサスRZのライバルは?【3モデルと比較】 全218枚
現時点では詳細な発売日や価格などは明らかになっていないが、すでにプロトタイプによる試乗会も実施されているところを見ると、そう遠くないタイミングで発売されるのは想像に難くないところ。
すでにレクサスブランドからはUX 300eがBEVとして販売されているが、あちらは内燃機関を搭載した仕様も用意されているため、BEV専売車としてはこのRZが初ということになる。
そこで気になるのが、国内外のライバル車種たちだ。
電動化が叫ばれる現在、各メーカーからさまざまなBEVがリリースされているが、中でも多くのライバルがひしめくのがこのSUVタイプのものなのだ。
ガチンコライバルはやはり……
プレミアムブランドのレクサスのライバルとして真っ先に候補に挙がるのは、やはりドイツのプレミアムブランド、メルセデス・ベンツのEQCだろう。
デビューは2018年とやや古参となるが、2022年1月の一部改良では110kWまでの急速充電に対応するなど、凄まじい勢いで進歩するBEVにあわせた変更を実施している。
ボディサイズもRZにほど近く、後続距離もRZが約450kmなのに対してEQCは400kmとなっており、実際の航続距離はほとんど差がないといえそうだ。
価格はEQCが960万円、RZは未発表となるが、UX 300eが635万円であることを考えると、EQCにほど近い価格になる可能性もありそうで、サイズ、性能ともにガチンコライバルになり得る存在となる。
プレミアムSUVといえば……
電動車としては一歩先を行くイメージを持つ日産は、リーフに続くBEV専売車としてアリアをラインナップしており、先進性を前面に押し出した同車は、レクサスRZの強力なライバルになることだろう。
すでに一部ユーザーには先行予約を実施していた「B6リミテッド」が納車され始めているアリアではあるが、RZのライバルとなり得るのは、「e-4ORCE」と呼ばれる四輪駆動システムが搭載されたモデルだろう。
というのもRZは全車「ダイレクト4」と呼ばれる2モーターの四輪駆動システムが搭載されているからだ。
アリアは仕様によってシステム出力が異なっているが、RZの450kmに近い430kmの航続距離を持つ「B6 e-4ORCE」では250kWとなり、RZの230kWを上回る数値となっている。
ただ、RZは進化したステアリング制御とステアバイワイヤによって、ステアリングを持ち替えることなく交差点やUターン、車庫入れにワインディングの走破などを可能とした、操縦桿のような形状の新ステアリングも用意されているため(通常の円形のステアリング仕様もあり)、斬新なものを求める層が多い電気自動車を検討しているユーザーにはRZの先進性はより強く刺さりそうな印象となっている。
一方の価格はアリアのB6 e-4ORCEリミテッドが720万円と、EQCと比較すると200万円以上安価となっており、価格面ではEQC以上に強力なライバルとなりそうだ。
兄弟車ではソルテラが?
RZを語るうえで外すことができないのが、同門であるトヨタbZ4Xだろう。
プラットフォームのe-TNGA、パワートレインのeアクスルといった主要部品は共用となっており、搭載される駆動用バッテリーも71.4kWhと同容量のものとなっているため、どうしても比較対象になることは避けられない。
しかしRZを検討するユーザーにとって、リース専用車となるbZ4Xは意外と食指が動かないのではないかと筆者は想像する。
もちろんレクサスをリースで乗っているユーザーもいるが、外から見る限りその車両が購入したものなのかリースなのか判別することは難しい。
しかし、bZ4Xはリース専用車とうたわれてしまったことで、否が応でもリース車であることがわかってしまう。
実際は、大多数の人はその車両がリース車だろうがなんだろうがそこまで気にしないというのが実のところだろうが、プレミアムブランドを求める人は得てしてそういうところを気にしたりするものなのだ。
逆に実質的な兄弟車であり、リース専用車ではなく店頭販売が予定されているスバル・ソルテラであればライバルになるかもしれない。
とくに日本国外、主に北米地域においてスバルは高いブランド力を持ったメーカーとして知られており、中でもSUVの評価が高い。
そのため、RZの対抗馬としてソルテラに注目が集まる可能性も大いにありそうだ。
ただいくらスペックが近くても、価格差があり過ぎれば同じ検討のテーブルに乗る可能性は低いため、RZの価格発表を待ってから最終判断を下したいところである。
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高級車で先行するが、軽自動車や安価になってきたらガソリンの在り方は変化するだろうね