フィアット500Xのユニット搭載
ジープの中型SUV「ジープ・コンパス」が、欧州でマイナーチェンジ版に生まれ変わった。新エンジンとして、1.3Lターボが採用されている。
今回発表された2020年モデルのガソリン仕様に積まれるのは、フィアットの小型SUV「フィアット500X」でデビューした新ユニットだ。
ヨーロッパでは、130ps仕様が6速マニュアル。151ps仕様が6速DCTという組み合わせになっている。
DCTの採用により「スポーツ」モードが新たに追加されたのもニュースである。
これを選ぶと、シフティングのプログラムが変更され、スロットル・レスポンスを高めるためにローギアで引っ張ることができるほか、操舵に重みのある引き締まったハンドリングが提供される。
PHEV「4xe」追加 年内に
改良新型コンパスの欧州ラインナップは、現時点では前輪駆動のみとなる。
それでも、今年の後半には、プラグイン・ハイブリッド車である「4xe」が追加されるだろう。こちらは、同じ1.3Lユニットながら、リアアクスルにモーターを設置して四輪駆動が可能となるもの。
「4xe」の予想最高出力は190ps、240psという2種類になる可能性もある。
また、欧州では1.6Lディーゼル「マルチジェットII」搭載車も用意されているが、前輪駆動のみとなる。
これ以外の改良新型の変更点は、ステアリングの操舵感を通常は軽めで、操舵とともに重みが増すようにリチューンしたこと、ボディの振動を抑えブレーキング時の安定性を高めた新ショックアブソーバーの採用が挙げられる。
スタイリングは小さな変更にとどめた。ブラックルーフと組み合わせることもできる新ボディカラーを追加したほか、新しいホイール・デザインが追加されている。
また、トノカバーも新たな形状に作り直されている。
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みんなのコメント
ワイルドさがないね!
しかし、大排気量が好きなアメリカがリッターカーとは笑える。