この記事をまとめると
■フェラーリのSUV「プロサングエ」が間もなく発表予定
さすがにマイバッハにSUVは不要じゃない? GLS 600が存在する「至極単純」な理由
■ロータスやアストンマーティンからもSUVを超えるスーパーSUVが発表されている
■フェラーリの参入によりスーパーSUVカテゴリーがますます加熱されることになりそうだ
いよいよフェラーリのスーパーSUVが登場する
もはやどのスポーツカーメーカーも、SUVやクロスオーバーを持たなければ、その販売台数を飛躍的に向上させることは不可能なのか。思わずそう考えさせられたのは、かつて何回もインタビューの場で首脳陣に訪ねても、SUVや4ドアモデルを市場に投入する計画はないと答えていたフェラーリが、SUVならぬFUV(フェラーリ・ユーティリティ・ビークル)の名のもとに、「プロサングエ」とネーミングされたニューモデルを2022年中に発表するというインフォメーションを得たときのことだった。
※写真はFERRARIインスタグラムより
イタリア語で「サラブレッド」を意味するプロサングエの登場は、ライバルメーカーに大きな影響を与えることは間違いのないところだろう。SUVというよりも、その低い車高からクロスオーバー型の5ドアモデルと考えられるプロサングエだが、そのスクープフォトから判断するかぎり、それはフェラーリの現行モデルラインアップと同様に、大胆な造形のフロントマスクを持ちながら、全体的にはスムースなライン構成でカスタマーの目を魅了するモデルに仕上げられていることは確かなところだ。
当然のことながらプラットフォームも、プロサングエのために新開発されたものとなる。これは将来的なフル電動化にまで対応しており、最初に登場するモデルのパワーユニットは、296シリーズと共通のV6 ツインターボPHEVに始まり、後に1000馬力オーバーの、V型12気筒PHEVなどが追加設定されるなどという噂も流れている。駆動方式はAWDの可能性が高いが、これもプロサングエのキャラクターを考えれば当然の選択といえるのかもしれない。
フェラーリのプロサングエに先行して、ブランド初のSUVを公開したのはイギリスのロータスだ。「エレトレ」と名づけられたそれは、これまでライトウエイトスポーツにプロダクトを集中してきたロータスの作とは思えないほどのビッグサイズSUV。しかもそれは内燃機関を搭載しない完全なBEVとして設計されたニューモデルなのだ。ちなみにロータスは、それを「ハイパーSUV」と呼ぶ。最高出力は600馬力、0-100km/h加速は3秒以下、そして最高速は260km/hを可能にするというのだから、そのハイパーSUVという表現も自然に受け入れられる。
一方で100kWh以上が搭載されるリチウムイオンバッテリーによって、満充電から600kmの走行を可能にしているのも大きな魅力。ドライバーは「レンジ」、「ツー」、「スポーツ」、「オフロード」という4タイプのドライブモードを選択でき、それによってエアサスペンションの設定などが最適化されるシステムとなっている。見た目の第一印象から、優秀なエアロダイナミクスを予感させるエクステリアデザインも実に魅力的。エレトレはロータスに新たなカスタマーを呼び込むだろう。
先行メーカーも既存モデルのパワーアップで対抗
同じイギリスのアストンマーティンは、こちらもすでにDBXの進化型ともいえる「DBX707」を発表済み。最大の魅力は、車名にも掲げられる、707馬力の最高出力を発揮する4リッターのV型8気筒ツインターボエンジン。最大トルクは900Nmを誇り、大柄なSUVでありながら0-100km/h加速は3.3秒、最高速は310km/hにも達する。これはスタンダードな542馬力仕様のDBXと比較した場合には、0-100km/h加速では1.2秒も速いデータ。300km/hを超えた最高速もまさにスーパーカー並みの実力といえる。
ちなみにDBX707のキーワードは「最速、最強、最良」。確かにこのモデルの誕生によって、スーパーSUVにおける究極のパフォーマンス、その定義は書き換えられたような印象を強く感じたカスタマーも多いはずだ。
イギリスにはほかに、ベントレーの「ベンテイガ」、ロールスロイスの「カリナン」といったスーパーSUVが存在するが、これらもいずれも究極のラグジュアリーを、やはりハイ・パフォーマンスとともに堪能させてくれるモデル達だ。
一方、もうひとつ忘れてはならないイギリスのスポーツカーメーカー、マクラーレンは、SUVに関しては一切その開発プログラムを進行させていないと断言。ライトウエイトスポーツこそがマクラーレンの象徴であるという伝統を、世界的なSUVブームのなかでも貫くようだ。
フェラーリと同様に、近々にニューモデルの発表を予定しているのはランボルギーニ。それはこれまでのウルスのマイナーチェンジ版となる「ウルス・ペルフォルマンテ(仮)」で、そのパフォーマンスを大幅に向上させることになる。狙いはもちろん、アストンマーティンDBX707のスペックを超えることだろう。
※写真はランボルギーニ・ウルス現行モデル(2022年8月12日)
この新型ウルスとFUVのフェラーリ・プロサングエ、そしてマセラティの「レヴァンテ」を加えたイタリア勢の対決からも目が離せない。
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みんなのコメント
次はアルファードをヘラーリレッドに塗ってエンブレムだけ替えたヘラーリミニバンを出すよ。
価格は2900万円
即日完売だろ〜ね〜