マクラーレンのカルロス・サインツJr.は、スペインGPのようなイベントで観客が減っているのは、レースがいつも同じような結果になるせいであり、F1がもっと”魅力的”になっていく必要があると考えている。
2020年のF1カレンダーにベトナムGPとオランダGPが加わることが正式発表された。F1オーナーのリバティ・メディアは、2020年のレース数を21戦で維持する意向であるため、既存のレースがふたつ、カレンダーから脱落することになるだろう。
■F1オランダGPの復活が正式決定! 2020年にザントフールトで開催へ
近年スペインGPは5月上旬に、ヨーロッパ・ラウンドの初戦として開催されてきたが、年々観客数が減少。同国の英雄フェルナンド・アロンソの引退や同時期にオランダGPの開催が予想されていることからも、スペインGPの開催継続が危ぶまれている状況だ。
motorsport.comがサインツJr.に、彼にとっての母国であるスペインGP消滅の可能性について訊くと、彼は次のように語った。
「このグランプリを失うのは残念だ。基本的にもう少し良いショーを作り上げる必要があるということに、誰もが同意してくれると思う」
「観客はいつも同じ人が勝ち、同じような結果になるようなレース見るためにサーキットに来るわけではない。もっと多くのドライバーが表彰台に上がり、勝利する……もっと魅力的なF1を見たいんだ」
今季は開幕からメルセデスが強さを発揮しており、5戦連続のワンツーフィニッシュを果たしている。
サインツJr.は、もっとファンを呼び込み、イベントを継続させるためには、F1が結果の予測しにくいスポーツになる必要があると考えている。
「僕にとっては、(母国の)ファンの前でレースをするのは大きな後押しになった。レース前に(サインツJr.応援席があった)ターン5でファンを見たとき、かなり気合が入った。ファンもいなくて、ホームだという感覚がなければ、そんなことにはならないだろう」
「僕の応援スタンドは僕みたいな人々でいっぱいだったけれど、そういった人々がヨーロッパ中から来ているということを忘れないでほしい」
「F1が大好きなイギリスを除いて、同じ人が勝ち、同じ結果が続くようであれば、人々をサーキットに集めるのは非常に難しいだろう」
「基本的に、どのレースでも何が起こるか分かっているのだから」
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