PT Toyota-Astra Motor (TAM)は8月16日、インドネシア共和国の第79回独立記念式典において、トヨタの電気自動車『bZ4X』40台が公式車両に起用された、と発表した。
この式典は8月17日に東カリマンタン州の新首都ヌサンタラで開催された。トヨタのEVは、ヌサンタラでの無公害モビリティソリューションの実現、インドネシア政府の2060年ネットゼロエミッション目標の支援、そしてトヨタ環境チャレンジ2050の実施という3つの持続可能なプログラムの一環だ。
トヨタは、ハイブリッド、プラグインハイブリッド、EV、燃料電池車といった多様な電動化技術を用意しており、顧客は自分のニーズに最も適した電動車を選ぶことができる。特に今回の独立記念式典では、トヨタが信頼され、電動車を提供することとなった。
トヨタはこれまでもインドネシア政府の公式イベントを支援してきた。例えば、2022年11月15日から16日にバリで開催されたG20サミットでは、bZ4Xが公式車両として使用された。また、2023年5月9日から11日にかけてヌサテンガラティムール州のラブアンバジョで開催された第43回ASEANサミットや、同年9月5日から7日にジャカルタで開催された第2回ASEANサミットでもbZ4Xが使用されている。
さらに、2023年10月10日から11日にバリのヌサドゥアで開催されたAISフォーラムや、バリで開催される予定の世界水フォーラム(WWF)でもbZ4Xが使用される予定だ。
トヨタは、イベントが円滑に進行するよう、トヨタグローバル認定の技術者チームを派遣し、EVのメンテナンスを行う。また、出力200kWのウルトラファストチャージャー(UFC)も複数の地点に設置されており、充電の問題も解決されている。
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みんなのコメント
トヨタも東南アジアマーケットでは、かなり焦ってるようだな。
中国が容赦なく入り込んで販売台数に大きく影響が出てる。
しかもその大半が中国のBEVが売れてる影響でだ。
トヨタだけでは無く日本メーカーは軒並み影響を受けていて欧米よりも東南アジアの方がEV化は早く進んでいる状態だ。
ここでもトヨタの思惑は大きく外れ途上国の方がEVが入り易い環境だった。
新車効果も無くなってますます地味な存在に…