■「クレカNG」な人がETCを使う方法とは
高速道路の料金所が、どんどん「ETC専用」になっていきます。
2020年に国や高速道路各社が、ETC専用化への方針を明確に示したロードマップを策定したのです。
近い将来、多くの料金所で「現金不可」になりそうですが、「ETCカードを作りたくても作れない人」には死活問題になりそうです。どうすればいいのでしょうか。
【画像】えっ…!? これが「もうすぐ使用禁止になるETC車載器」の特徴です!
ロードマップによれば「都市部は5年、地方部は10年程度での概成」としています。つまり、早ければ都市部ではもう来年末には「現金不可」が現実になる可能性があります。
実際すでに、たとえば首都高では新宿~幡ヶ谷をはじめ計35か所で、名古屋第二環状自動車道(名二環)では今年4月から「南半分の料金所すべて」がETC専用化するなど、徐々に移行が進んできています。
ETC専用の入口は、やがてETC未搭載のクルマは利用すらできなくなります。
ところで、ETCは基本的にクレジットカードと紐づいて自動支払いとなるシステム。しかし、事情があってクレジットカードが停止されていたり、そもそもクレジットカードを作れない人もいます。
そんな人は高速道路に乗れなくなるのでしょうか。実は、クレジットカードが無くても作れるETCカードがあるのです。それが「ETCパーソナルカード」です。
ETCパーソナルカードは、クレジットではなく「口座引き落とし」で料金引き落としをおこないます。通常と同様にカードをETC車載機に差し込むことで使用できます。
口座引落し日は毎月27日(休日なら次の営業日)。
もしうっかり「口座がカラッポ」になって引き落としできなかった場合でも、あとで払込書が送られてきて、コンビニなどで支払うことができます。しかしこれは非常措置であり、この事故を繰り返すと会員資格を失うおそれもあるため、注意しましょう。
■実際に「ETCパーソナルカード」を作るにはどうしたらいい?
ETCパーソナルカードを作るには、まず申込書を印刷して記入して事務局へ郵送。デポジット(預け金)の払込用紙が送られてくるので、払い込めば、カードがあとで送られてきます。
デポジットを払ってから、カードが到着するまで、2週間ほどかかるといいます。「明日カードがほしい!」と思っても間に合わないので注意しましょう。
普通のクレジットによるETCカードとの最大の違いが、「信用審査が無い」ということ。信用審査の代わりにデポジットという、まとまった金額を預かっておくというわけです。
注意したいのが、「デポジットした額以上は高速道路を使えない」ということ。引き落としができず、高速道路側が料金を「取りっぱぐれ」そうになっても、このデポジットから確実にいただきますよ、というわけです。
もし「うっかりデポジット額以上使ってしまった」場合は、一時的に利用停止になる場合があります。長旅でうっかりオーバーしてしまったら、カードが止まって帰り道は高速道路を使えなくなるおそれもありますので、予算には注意しましょう。
気になるデポジット必要額ですが、「自分の使用頻度にあわせて自分で選ぶ」スタイルになります。
デポジットの金額の選択肢は、最低額が3000円、そこから5000円、1万円、2万円となり、以降は2万円ずつ増えていき、100万円まで選択可能です。
運営者は、自分がふだん1か月に使っている額の「4倍の金額」を目安にしてくださいとアドバイスしています。
このデポジット額は、事務局へ相談すれば、あとから増やすこともできます。また、予算オーバーを頻発させたりした場合、「デポジット額を増やしてください」と要請されることもあります。
このように、「クレジットカード難民」に陥っても、ETCカードは入手が可能です。「ETC専用化が進んでから慌てて車載機を用意する」など土壇場でバタバタするよりは、はやめにETC環境を整えておいたほうがいいかもしれません。
今でもETCには、料金所の支払いがスムーズになるなどのメリットがあります。いちいち料金所で財布を開かなくてもいい便利さに慣れれば、もう元の現金支払い生活には戻れないでしょう。
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みんなのコメント
交通系ICカードとか
早いとこ料金所の無駄な人件費無くしてほしい