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激戦区、さらに競争加熱! アルファ・ロメオ・トナーレ登場 クール/環境意識のSUVライバル10選

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激戦区、さらに競争加熱! アルファ・ロメオ・トナーレ登場 クール/環境意識のSUVライバル10選

アルファ初の電動化 ライバルの条件は

アルファ・ロメオのSUV「ステルヴィオ」の弟分として登場が噂されていた同社のコンパクトクロスオーバーSUVが「トナーレ」です。

【画像】最新アルファのライバルはフランスにあり!? それとも……【ライバル2モデルと比較】 全108枚

昨年デビューするはずだった予定が少し遅れ、2月8日にデビューとなりました。

現在手に入っている情報から、そのライバルを想定してみました。

ライバルを選ぶ上で最も重要になるのはボディサイズでしょう。トナーレの3サイズは全長:4.53m、全幅:1.84m、全高:1.6m。

セグメントでいえばSUVのプレミアムCということになります。

ちなみに兄貴分でDセグメントのステルヴィオとの全長差は16センチ。そう聞くと大差ない感じがするかもしれません。

ですがサイズ的にトナーレに近いアウディQ3と、ひとクラス上のアウディQ5の全長も19cm差なので、これは一般的な数値と言えます。

つまり「コンパクトSUV」といってもトナーレは日本の普段使いにおけるジャストサイズということが言えるでしょう。

これまでアルファ・ロメオを語る際、「個性的なデザイン」や「スポーティな走り」が2トップとしてその魅力を代弁してきました。

ところが今回のトナーレでは、アルファ・ロメオ初の電動化が前面に押し出されています。

となるとライバルの条件は、スタイリッシュやスポーティといった個性を重視したモデルだけでなく、電動化を含んだモデル、もしくはディーゼルのように省燃費性能の高いモデルも含まれるでしょう。

ドイツのスポーティ・グレード対Q4

トナーレのライバルとなるのは、CセグメントのコンパクトSUVの世界におけるベンチマークという見方も当然あるでしょう。メルセデス・ベンツのGLAとGLB、BMWのX1やX2、アウディのQ3とQ3スポーツバック、VWのティグアンといったドイツ勢です。

とはいえ3列シート仕様もあり背が高めのメルセデスGLBと、Q3スポーツバックに比べれば地味なQ3は、スポーティを是とするアルファ・ロメオのライバルとしては、少し物足りないかもしれません。

こうして残ったドイツの5モデルは全てディーゼルやスポーティ・グレードの設定がありますが、ハイブリッドは見当たりません。

C~Dセグメント以下のモデルの電動化はハイブリッドではなくピュアEVで実現ということなのでしょう。

実際にドイツの各メーカーはC~DセグメントのピュアEVをすでに販売、または発表しています。

トナーレには2種類のパワートレインが搭載される予定になっています。ベーシックグレードの最高出力は130psと160psの2種類。

一方トップグレードの「Q4」はエンジンで前輪を、モーターで後輪を駆動するAWDで総計275psの最高出力を誇ります。

ドイツのコンパクトSUV対トナーレという図式では、ドイツのスポーティ・グレード対Q4というかたちになるのではないでしょうか。

本命ライバルはドイツ以外に存在?

ハイブリッドという部分に着目した場合のトナーレのライバルはどうでしょう?

日本車ではトヨタC-HRやレクサスNX 350hあたりがサイズ感の近いモデルです。

けれどこれらのモデルとアルファ・ロメオを比較検討するカスタマーはそれほど多くないのではないでしょうか。

そこでスポットが当たるのはドイツ以外の輸入ハイブリッドSUVということになります。

シトロエンC5エアクロスSUVプラグインハイブリッドやミニ・クロスオーバーのクーパーSE(PHEV)、ボルボXC40 PHEV、そしてルノー・アルカナもそこに含まれるはず。

この4台は個性的なスタイリングとハイブリッド、PHEVシステムを持つという点でトナーレとはまさにガチンコ。

アルファ・ロメオは指名買いするファンが多いブランドですが、もしクルマ好きが比較検討するならこれらのモデルがライバルとなるように思います。

そして10台目のライバルとして忘れてはならないのが、トナーレとプラットフォームを共有しているジープ・レネゲード4xeです。

アルファ・ロメオとジープというブランドの個性を考えればライバルには見えない両者ですが、レネゲードもリミテッド4xeと上位モデルのトレイルホーク4xeという2グレード構成である点が共通しています。

これら10台とトナーレが雌雄を決するのは、電動システムが加わってもなお、アルファ・ロメオらしい動的質感を持っているのか、という点でしょう。

試乗が楽しみです。

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みんなのコメント

1件
  • どれもエセ環境車。

    使い捨てで有害産廃になるだけの巨大電池を搭載し、車重2〜3トンで道路を痛めつけ、充電の電気は原発・火力か山谷破壊しまくりの太陽発電が電源。
    その上、低成長・高齢化にコロナが追い討ちかける現状で社会維持の予算幾らあっても足りないのに、とんでもない額の補助金投入。

    ハイブリッド技術で勝負できなかった欧州勢がゲームチェンジ目論んだ論だけの、とんだ茶番だよ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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