車種別・最新情報 [2022.01.30 UP]
今買うべき本命10車【9】グランドツーリングなら『NX』
2022年に向けた新型が出揃いつつある中、今現在のラインナップで“買い”なモデルとは——。
ポピュラーなカテゴリーやキャラクター、あるいは用途ごとに、価格を上回る価値をもたらす「本命」を厳選し、その本命にぶつける対抗馬とともに紹介する。
狙っているジャンル、重視するキャラや用途をしっかりチェックして、クルマ選びの参考にしていただければ幸いだ。
●文:川島 茂夫
用途で選ぶ【2】グランドツーリング
【本命】LEXUS NX
●価格:455万~738万円 ●発表年月(最新改良):'21年10月(未実施)
移動の時短狙いではなく、道中も目的地も楽しむための最適解
ハンドルと格闘不要で
しなやかな乗り心地
グランドツアラーと言えば高性能な上級クーペが筆頭で、今なら4ドアクーペも加わる。国産車では少数派だが欧州車には多い。ただ、選んだのはSUVのレクサスNXだ。移動過程を心地よく時間短縮するのもいいが、目的地でどう楽しむかがドライブの主目的のはずだ。高性能なSUVは移動過程も目的地も楽しく過ごすには最適である。
NXのハンドリングはとても落ち着いている。タイトターンも高速コーナーも同じようにこなせる。挙動を抑えながらもしなやかさを備えた乗り心地の質感もいい。乗りこなす必要のない高性能はグランドツアラーの要点でもある。
動力性能面のゆとりはパワートレーン次第。余力と燃費優先ならハイブリッド系、コスト優先でNA2.5ℓ、スポーティなパワーフィールでターボ車というのが大まかな傾向。ただ、フットワークの方向性は大きく変わらないのでハンドリングの信頼性を重視した選び方では多様なパワートレーンと広い価格レンジは予算に応じた選択では有利。なお、駆動方式はNX250系/350h系がFFと4WD、他は4WD限定。走りの質感も含めて予算が許せば4WDを狙いたい。
RAV4やハリアーと同様に、TNGAのGA-Kプラットフォームを採用。レクサス初となるPHEV、RAV4/ハリアーと同じ2.5ℓ直4+THS IIのほか、2.4ℓターボと2.5ℓNAと、パワートレーンの選択肢が幅広いのも特徴だ。
先進的でプレミアムな最新設計のキャビン。ラグジュアリーを基本に、Fスポーツ(写真)は専用の赤内装を設定。
●2.4ℓターボ
●PHEV
●HEV
PHEVは2.5ℓ+ツインモーターでシステム出力309PS、HEVは同243PS。279PSの2.4ℓターボは350 Fスポーツの専用ユニットだ。
Fスポーツは車体の振動を減衰させるパフォーマンスダンパーを標準装着する。
スマホキーやリモート駐車などの最新装備を用意する。
【NXのベストグレード】NX350 Fスポーツ
●価格:599万円
プレミアム感と性能の余裕を求めるならNX350h系が標準的な選択だが、高性能車の昂揚感、とくにエンジンフィールの心地よさとコントロール感を求めるならターボ車だ。
【対抗】レヴォーグ/カローラ ツーリング
高速&ロングランを楽にこなす
高性能ステーションワゴンを
一昔前ならレジャー用途の本命だったステーションワゴンだが、最近はSUVに取って代わられた感もある。ただ、高い着座い位置とアイポイントは落ち着かない、低く構えたドラポジのほうがしっくりくるというユーザーには高速性能に優れたワゴンを勧めたい。スポーツ&ツーリングのワゴンと言えばレヴォーグが本命。できればSTI系から選びたい。カローラツーリングは長距離燃費も気になるユーザー向けで、狙いはハイブリッド車だ。
TOYOTA カローラ ツーリング
●価格:201万3000~308万2500円 ●発表年月(最新改良):'19年9月('21年7月)
SUBARU レヴォーグ
●価格:310万2000~477万4000円 ●発表年月(最新改良):'20年10月('21年11月)
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みんなのコメント
予算が許せば、買って間違いのない選択。
唯一かつ最大の問題は、納期。
いま注文で納車が2023年始、グレードによっては2024年始って、、、そりゃあないぜ。。。