8月25日にバージニア・インターナショナル・レースウェイで行われたIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第9戦で、GTDクラスの2位表彰台を獲得していたハート・オブ・レーシングチームの27号車アストンマーティン・バンテージAMR GT3が、非公認パーツの使用によりポジションを剥奪される裁定を受けた。
ロマン・デ・アンジェリス/ザック・ロビションのコンビは、バージニアでの2時間40分レースで、当初はクラス優勝した32号車メルセデスAMG GT3(コルトフ・プレストン・モータースポーツ)に続き、表彰台に立っていた。
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しかし、9月9日になってIMSAが発行した審査委員会のブルテンでは、レース後の車検で27号車がホモロゲートされていないパーツを使用していたことが判明した、としている。この結果改訂されたリザルトで27号車はGTクラスの最後尾に回されることとなり、78号車ランボルギーニ・ウラカンGT3 エボ2(フォルテ・レーシング)が2位に、57号車メルセデス(ウインワード・レーシング)が3位に、それぞれ繰り上がっている。
さらにアストンマーティンには、 GTD技術規則の第2.5.1条に違反したため、10,000米ドル(約143万円)の罰金が科せられた。
デ・アンジェリスは150ポイントを失ってGTDドライバーズ・ランキングで6位から8位へと転落、27号車はチーム・ランキングで5位から7位へとポジションを下げた。GTDのマニュファクチャラー・ランキングでは、当初アストンマーティンはメルセデスAMGに次ぐ2位につけていたが、こちらでもランボルギーニ、BMW、レクサスに続く5位へと転落している。
非公認パーツの性質は、審査委員会のブルテンでは説明されていない。IMSAの広報担当者はSportscar365に対し、レース後に部品がさらに検査され、公認外であることが判明したと語ったが、どの部品が影響を受けたかは明らかにしなかった。
その後、Sportscar365に提供された声明の中で、アストンマーティンの広報担当者は、このペナルティはダンパーマウントに関する「事務上の誤り」によるものだと説明した。
「我々は、チャンピオンシップを統括する技術規則の適用におけるIMSAの努力を支持する」と声明には記されている。
「これが、IMSAが素晴らしいチャンピオンシップであり、アストンマーティン・レーシング(AMR)が参戦することに大きな誇りを持っている理由の大きな部分を占めている」
「残念ながら、今回のケースでは、ハート・オブ・レーシングは、自らに落ち度はないものの、AMR公認ダンパーマウントのラベル付けに関するAMRの事務上の誤りに巻き込まれてしまった」
「この誤りがパフォーマンスに何らかの影響を与えたわけではないが、チームは、トラック上での充分なパフォーマンスに基づいて獲得した、必然のリザルトを失った」
「この問題は社内で特定され、解決されている」
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みんなのコメント
どうにもおかしな言い回しになるよね