トヨタ、シエンタをマイナーチェンジ デザイン変更に加え、アウトドア向けに2列シート車を設定

トヨタ自動車は9月11日、コンパクトミニバン「シエンタ」をマイナーチェンジし、同日販売を開始した。

今回のマイナーチェンジでは、フロントバンパー、フロントグリル、ヘッドランプ、リアランプ、ホイールキャップのデザインを変更し、フロント周りを中心に質感の向上を図った。またボディカラーにツートーンおよびモノトーンの新色を設定した。

また、ラインアップに従来の3列シート車（6人/7人乗り）に加え、2列シート車（5人乗り）を新たに設定した。これはアウトドアや車中泊での使用を視野に入れたもので、最大荷室長は2065mmを確保。26インチのマウンテンバイクを2台積載できるという。

さらに後方の内装サイド部にユーティリティホールを左右9個ずつ設定し、販売店オプションのユーティリティフックやシステムバーとの組み合わせにより、さまざまな荷室のアレンジを可能とした。

このほかアクセルとブレーキを踏み間違えた時などに障害物を検知して自動でブレーキをかけるインテリジェンスクリアランスソナー（パーキングサポートブレーキ）をグレードにより標準またはオプション設定（一部モデルは設定なし）したほか、ハイブリッド車では最高28.8km/Lの低燃費を実現した。

車両価格は、177万6600円から253万2600円（税込み）まで。