■新型ソルテラをじっくり観察できるチャンス到来!
スバルは2022年2月3日より、東京・恵比寿にある本社ショールーム「スバル スター スクエア」で新型「ソルテラ」の実車展示をおこなっています。
【画像】 EVのボンネットの中はどうなってるの? スバル新型「ソルテラ」の実車で見る(46枚)
さっそく実車を隅々まで細かくチェックをしてきました。
スバル新型「ソルテラ」はトヨタとスバルが共同開発をしているCセグメントクラスSUVで、スバル車としては初のグローバルEVとして注目の新型車です。
2022年央の発売に向けて現在準備が進められていますが、2022年2月3日より、東京・恵比寿にある本社ショールーム「スバル スター スクエア」で新型ソルテラの実車が展示されています。
ソルテラは2021年11月11日に世界初公開されました。その直後の11月13日、スーパー耐久第6戦岡山大会で、兄弟車のトヨタ新型「bZ4X」と共に展示。会場にはトヨタ・スバル両社の社長や開発責任者が登場するというサプライズもありました。
さらに、2022年1月に開催された東京オートサロン2022では、新型「ソルテラSTIコンセプト」と新型「bZ4X GRスポーツ コンセプト」といったカスタマイズモデルが登場。
カスタマイズのコンセプトカーですが、東京オートサロンが実質的な一般向けの初展示となったのです。
そして、スバル スター スクエアで一般公開されている新型ソルテラは、このような発売前のモデルならば一段高い壇上に展示されるのかと思いきや、ほかのスバル車と同じように平置き展示されています。
車内に乗り込むことも可能ならば、ボンネット開閉もOKという、“普通の”展示がされており、「多くの人に見てもらいたい」というスバルの粋な計らいが感じられました。
今回で展示されている新型ソルテラは、イメージカラーとしているグレーのボディカラーです。
専用カラーを展開するとのことですが、ぱっと見たところ、現在「XV」などで展開されている「クールグレーカーキ」と同じように感じられます。
米国スバルのウェブサイトでは「ハーバーミストパール」といったボディカラー名が表記されているのですが、国内仕様のボディカラーが公表されていないので、詳細はわかりません。
EVらしく塞がれたグリルには六連星のエンブレムが鎮座し、その周りをヘキサゴングリルで囲みます。
Cシェイプと呼ばれる、コの字を横長にした感じのヘッドライトがスバル車らしさを演出。ロービームに3連LEDを使用し、ハイビームにひとつのLEDを配置した4連LEDヘッドライトがシャープな印象を作っています。
コの字のスモールライトはウインカーと兼用となり、ウインカー点灯時にはオレンジに光ります。大きくオレンジに光るので、対向車や歩行者などへのアピールも十分で安全対策も万全です。
同じようにリアコンビネーションランプもCシェイプのデザインとなり、コの字型テールランプとして点灯。
ほかのスバル車でも同じようにコの字型テールランプが採用されていても、残念ながらリアゲート側は光らない仕様が多いのですが、新型ソルテラはボディ側のランプも点灯することでワイド感も演出しています。
ちなみに、テールランプ右側にはLEDのリアフォグランプも装備されました。
フロントフェンダー右側には普通充電の充電ポート、左側には急速充電の充電ポートが装備されていて、EVのエンブレムも立体的で誇らしげな感じがします。
そして、新型ソルテラにはルーフソーラーパネルの用意がされることになっていますが、展示車両はパノラマルーフ仕様となっています。グラスエリアが大きく、車内も開放感が溢れています。
輸入高級SUVなどにも多く採用されているパノラマルーフは、輝く星を見上げるにもちょうど良いかもしれません。
フロント・リアフェンダーのなかを覗いてみると、インナーフェンダーが植毛仕様となっています。これは消音効果をもたらすための装備ではと想像できます。
タイヤは、ブリジストンのアレンザ235/50R20を装着。18インチ仕様(235/60R18)も用意されるとのことですが、インチ違いによる走りの違いも興味深いところです。
また、タイヤをよく見ていると、EV車専用のようなマークも発見。車両重量が2トンを超えることや、ハイパワーな出力を地面に伝えるために専用チューニングがされているのかもしれません。
■パッセンジャーを包み込む上質なインテリア
新型ソルテラの内装で注目されるのは、スバル初採用となるトップマウントメーターです。
運転席に座ってみると、ステアリングは今までの大きさから若干小径になっており、コンパクトな印象を受けます。
そして視線の先にトップマウントメーターが備わり、目線を大きく移動させなくても必要な情報が目に入るようになっていると感じられました。
ステアリングポストの上にはドライバーモニタリングシステムのセンサーとカメラらしいものが設置され、赤いランプを確認することができます。
12.3インチの大画面マルチメディアシステムを搭載したインパネは先進的で、ファブリック仕上げのダッシュボードは上質な仕上がりを感じられます。
大型マルチディスプレイの下には特徴的なシフトレバーというか、ダイヤルが用意されています。押し下げてから左右に回すことで「D」と「R」を切り替えるシステムを採用されました。
また、センサー式のタッチパネルでエアコンやシートヒーター、シートベンチレーションなどの操作ができますが、温度や風量の調整などは物理スイッチも残っています。
スバルSUVのAWDシステム「X-MODE」が新型ソルテラおよび新型bZ4Xに搭載されますが、切り替えスイッチもシフトレバー横に配置され、正面のパネルで「SNOW/DIRT」、「DEEP SNOW/MUD」の切り替えの確認ができます。
また、新型ソルテラには登坂・降坂アシスト機能を備えた「Grip Control」が新たに備わり、どのようなシーンでも頼もしい性能を発揮してくれるようです。
車両の周辺を360度確認できるカメラや自動駐車機能なども装備され、安心・安全に乗ることができるようにもなっています。
展示車のシートは前後ともにレザーとなり、パンチングが施されて通気性の良さも考慮されていました。
前席はシートベンチレーション機能も装備されており、快適性は抜群に上がっています。
後席は6:4分割可倒式を採用。前方に倒したとき、シートの厚みがあることで残念ながらフラットにはなりませんが、ラゲッジスペースと合体させれば大きな荷物も余裕で飲み込むスペースが広がります。
ラゲッジスペースはフロアパネルが2段式になっており、積載する荷物の量に応じて変えることも可能。
ラゲッジスペース右側には、AC1500Wの電源とスイッチが用意され家電を使うこともできます。左側にはharman/kardonのサブウーファーがセットされ、高音質な音楽を楽しむこともできます。
※ ※ ※
米国では早くも新型ソルテラの予約が開始され、2022年夏に発売されるといいます。
日本仕様については現時点で明かになっていませんが、2022年年央の発売に期待が膨らみます。
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みんなのコメント
補助金の原資は日本国民の税金
みすみす外国企業に渡る事がないように
間違っても韓国車は絶対に買ってはいけない
技術力0のくせに難しいモノを見よう見まねで簡単に作って爆発させてしまう軽薄さ
乗れば必ず白い目で見られる
ツルツル