BMW 850CSi E31(1991):このBMW 850CSiには、33年の歳月と357,000kmを走行する間に、約115,000ユーロ(約1,8400万円)以上の維持費と修理費が費やされた!
日常的に乗るクルマは、経済的で、手頃な価格で、実用的というのが一般論だ。しかし、ある勇敢なイギリス人が「BMW 850CSi」を25年以上、30万km以上も日常的に運転したのだ。5リッターV12を搭載するラグジュアリークーペを日常的に運転するのはどんなものだろう?
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「ブロケードレッドメタリック」というエレガントなカラーをまとった「BMW 850CSi」は、新しいオーナーのアカウントでインスタグラムに登場した。彼は多くの特別なモデルを所有するBMWコレクターで、この「850CSi」の特別なストーリーをフォロワーと共有している。
マニュアルトランスミッションを搭載したBMW 850CSi彼が詳細な投稿で説明しているように、アルピナ製パーツと6速マニュアルトランスミッションを搭載した「BMW 850CSi」は、1991年にドイツで納車された。5年後、この車はイギリスに輸出され、1997年にあるコレクターが購入した。
アルピナのステアリングホイールは後付け。BMW 850iはマニュアルトランスミッションであることが特に好ましい。この勇気ある男性は、300馬力の「8シリーズ(E31)」を日常的に使用するために購入した。5リッターV12を搭載したBMWの大型クーペを日常的に運転するには、ランニングコストに見合うだけの資金と勇気が必要だ。
振り返れば、BMWが「E24 6シリーズ」の後継モデルとして1989年のIAAで社内呼称の「E31 8シリーズ」を発表したとき、その車には優れていて高価なものがすべて搭載されていた。それゆえ、全長4.78メートルのクーペに「BMW 750i E32」の5.0リッターV12が搭載されたことは驚きではない。最高出力は300psで、6速マニュアルまたはオートマチックトランスミッションが用意されていた。
この「850CSi」は、人気の高い6速マニュアルトランスミッションを搭載し、長年にわたって日常的に使用され、多くの走行距離を積み重ねてきた。現在、走行距離は357,000kmに達している。
長年の維持費と修理費の合計は97,709.23ポンド。これは115,000ユーロ(約1,840万円)弱に相当する。彼が購入してから25年間、30万kmをはるかに超える走行距離の中で、さまざまな整備や修理が必要だったことは言うまでもない。しかし、実際にどれだけの維持費がかかったかに関して、彼はすべての請求書を集め、きれいにファイリングした。
11万4,000ユーロ(約1,820万円)以上の整備費用これを見ると、イギリスのBMW専門店「ミュンヘンレジェンド」だけで、合計97,709.23英ポンド(約1,820万円)が「E31」に投資されていることがわかる。請求書はなんと59ページにも及ぶ。
要するに、このBMWには新車から12万ユーロ(約1,900万円)以上の整備代が支払われたのは間違いない。因みに「BMW 850CSi」の中古車は20,000ユーロ(約320万円)以下で入手可能であり、よく整備された個体は35,000~40,000ユーロ(約560~640万円)である。
クラシックなアルピナのホイールもオリジナルではないが、E31の時代を超越したデザインに完璧にフィットしている。しかし、この「8シリーズ」のオーナーが長年にわたって集めてきた思い出と喜びは、彼にとってかけがえのないものだ。何しろ、「850CSi」での旅は毎日がハイライトだったのだから。
850CSiは現在、大規模なBMWコレクションの一部となっている「850CSi」がBMWの莫大なコレクションの一部となり、大切に保管されていることは、この上ない喜びである。長年にわたって日常的に使用されてきたこの大型クーペは、新しいオーナーによって大規模な改修が施された。いまや33年落ちの「E31」は、35万7,000kmというより3万5,700kmに見える。
https://www.instagram.com/p/C2dFYPlKeL8/?utm_source=ig_embed&ig_rid=6636d310-3e69-4259-a6c6-2591dbe0e647Text: Jan GötzePhoto: Instagram/m635bmw
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みんなのコメント
これは、お金がなくて欧州車を買えない日本兵くんたちの言い訳としても好都合だったのです。
今どき、欧州車が壊れやすいなんて言っている情弱って、昭和の老ぼれくんだけでしょ。
欧州車に乗れずに終わる人生って安ーい人生だよね。
ちゃんとした地域では、アジアンカー(国産車)なんかに乗っていたら笑われますよ。