メルセデスは今季11戦中9勝を挙げており、7年連続のダブルタイトル獲得をほぼ手中に収めている。しかし、第11戦アイフェルGPでは、レッドブルがマシンにアップデートを施したこともあり、メルセデスのパフォーマンスに一歩近づいたように見えた。
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は予選Q3最初のアタックではトップに立ち、レース序盤はルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスに迫ることができた。
■意地のファステストで2位「メルセデスと戦えるようプッシュを続ける」とフェルスタッペン
フェルスタッペンのチームメイトであるアレクサンダー・アルボンも、最新のアップデートによりレッドブルがメルセデスに”かなり近づいた”と感じているようだ。
メルセデスは直近数レースでマシンのアップデートを実施しておらず、チーム代表のトト・ウルフはかなり前に、今季のマシン『W11』の開発を止めていたと明かした。
「我々はずっと前に(アップデート)を終えた。これは、考え抜いて下した決断だ。全てのチャンピオンシップにおいて、早期に開発を打ち切る余裕があるわけではないからだ」
「しかし、来年に向けてルールが大きく変わったので、その点を考慮して例年と同じように来年のマシンに開発を切り替えることにした」
「これが、チーム間でのパフォーマンスに変化が見られる理由だ。我々はいつも、シーズンの序盤と中盤は非常に好調で、その後も開発を続けている人たちが終盤には強いんだ」
新型コロナウイルスのパンデミックに対応するコスト削減策の一環として、2020年のマシンはほとんどが2021年に持ち越されることになるが、チームは空力開発に加え、トークンシステムを介してシャシーの特定の領域を開発することが認められている。
メルセデスのトラックサイド・エンジニアリング・ディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、レッドブルの開発スピードは速く、メルセデスが勝ち続けるのは難しくなってくるはずだと語った。
「彼らは今のところ我々よりも早く開発を進めていると思う」
「我々はそれを徐々に実感してきた。しかし正直なところ、ここ数年のほとんどのレースで、彼らは我々ほど強力なスタートを切ることができない傾向があることを見てきた」
「近年、シーズン終盤に彼らが我々の近くにいなかった年はなかった。もしこの傾向が続くようであれば、残りのレースはさらに厳しくなり、土曜日にポールポジションを獲得し、日曜日に勝ち続けることは難しくなるだろう」
レッドブルは今季、第5戦70周年記念GPでフェルスタッペンが1勝を挙げている。コンストラクターズランキングでは、メルセデスと180ポイント差がついている。
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