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エンジン車は「救命胴衣」 東欧ダチア(DACIA)が電動化に時間をかける理由 EVには消極的?

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エンジン車は「救命胴衣」 東欧ダチア(DACIA)が電動化に時間をかける理由 EVには消極的?

グローバル市場の需要次第

クルマの電動化が進む欧州だが、一部のメーカーはEV(電気自動車)への移行に慎重だ。環境規制など周囲からの圧力が強まる中、消極的ともとれる姿勢を見せているのはなぜなのか。

【画像】東欧生まれの無骨なハイブリッドSUV【新型ダチア・ダスターを写真でじっくり見る】 全19枚

先日、ルノー・グループ傘下でルーマニアの自動車メーカーであるダチアは、コンパクトSUVの新型ダスターを発表した。モデルとしては第3世代にあたり、今回初めてハイブリッドも導入したが、バッテリーEV版は計画されていない。

ダチアが現在販売しているEVは、Aセグメントに属するスプリングの1車種のみで、新型車に関する情報も乏しい。同社のドゥニ・ルヴォCEOは本誌の取材に対し、ダスターのEV版の投入時期は「わかりません」と答えた。

ルヴォCEOは、新型ダスターが今後8年(モデルサイクルの周期)ほど販売される可能性があることを考えると、そうした決定はまだずっと先のことだと説明する。市場には、内燃エンジン車を2030年代まで受け入れ続けるのに十分な「余地」があるという。

「(親会社である)ルノーは、自動車の電動化を迅速かつ大規模に進めています。ダチアももちろん、最終的な目標を理解し、そこへ向かいます。しかし、それほど早くは進まないでしょう。ダチアはモビリティ市場において、常に代替手段を提供しています」

また、内燃エンジン車はダチアの「主要な収益源(bread and butter)」であり、ダチアはルノー・グループにとって「この不確実な環境における」「救命胴衣」であるとした。

「できるだけ早く電動化を進めるという競争ではありません。もしかしたら逆のことも言えるかもしれません。この2つが同時に動いているのです。わたし達はただ一貫性を保たなければなりません」

「もちろん、何もしないわけではありません。そんなことは不可能です。わたし達は段階的に脱炭素化を進めており、まず最初にLPGを導入して炭素を10%削減し、市場の要求と圧力を見ながら、HEV(ハイブリッド)に移行します」

ルヴォCEOは「ある時点で完全な電動化を終える」と述べたが、これは個々のモデルサイクルやグローバル市場の需要次第だという。例えば、ハッチバック車のサンデロは2028年頃にフルモデルチェンジの時期を迎える。

「2028年から2034年の間に内燃エンジン専用車を欧州で発売するとは、誰も想像できないでしょう?」

「同時に、電動化の割合は100にはほど遠いでしょうし、ダチアは欧州以外の国、つまりトルコ、モロッコ、北アフリカ、ラテンアメリカ、インドにも進出しています」

「ダチアはバイエネルギー、すなわち電動版と内燃エンジン版の2つを提案しているのです」

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みんなのコメント

2件
  • 123
    ダチアもセアトもシュコダも大手傘下(VW、ルノー)になってから一気に底上げされてワールドカーに昇華したから魅力的な車が多いんだよね。シュコダのオクタビアなんか本家ゴルフより全然カッコ良い。あれのワゴンが欲しいんだよなぁ。
  • nxxjsx378
    ルーマニアのダチアも侮れませんね。
    一回東京の早稲田通りで走っているの見た事あります。
    見慣れない車だなと思ってその場でスマホで調べたらダチアでした。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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