最新技術を誇示するハイパフォーマンスEV
ヒョンデは、高性能EVコンセプト「RN22e」を公開した。ヒョンデは高性能モデルに「N」の名を与えているが、Nシリーズとしては初のEVがまもなく登場する予定だ。今回のコンセプトカーは、その技術とパフォーマンスを示すものである。
【画像】ドリフトも魅せる高性能EVセダン【ヒョンデRN22eを関連性の深いモデルと写真で比較】 全60枚
サーキット走行に特化したデザインだが、新型アイオニック6がベースとなっていることは明らかだ。ただし、現時点ではアイオニック6 Nの導入は確認されていない。
Nブランドのマネジメントおよびモータースポーツ部門責任者であるティル・ヴァーテンベルグ副社長は、アイオニック5の高性能モデルであるアイオニック5 Nが来年欧州市場に投入されることを明らかにした。
RN22eは、ヒョンデ・ヴェロスターをベースに開発されたRM20eやRM19と同様のコンセプトモデルだ。いずれも、電動ドライブトレインとミドエンジンレイアウトを研究するためのプロトタイプである。
先に発表された新型EVセダン、アイオニック6をベースに、ディフューザーやスポイラー、大径ホイール、ワイドフェンダーなどを装着し、アグレッシブなスタイルに仕上げている。
ドリフトモード搭載 独自のブレーキシステムも
メカニカルでの特徴は、トルクベクトル制御である。電気モーターを前後アクルスに1基ずつ積んだ四輪駆動で、クラッチパックを使って左右の駆動輪のトルク配分を調整できるだという。アイオニック5 Nでは、この技術を活かしたドリフトモードが搭載される見込みである。
モーター自体は兄弟ブランドのキアEV6 GTから流用し、最高出力585ps、最大トルク75kg-mを発揮する。ヒョンデによると、RN22eの最高速度は250km/hに達するという。
また、ブレーキにおいても新たな試みが用いられている。
一般的なEVでは、回生ブレーキを採用しているため一般道におけるディスクブレーキへの負担は比較的少ない。しかし、サーキット走行で繰り返し大きな負荷がかかると、バッテリーパックの重さもあってすぐにブレーキ性能が落ちてしまう。そこでRN22eでは、400mm径のハイブリッドメタルディスクを実験的に採用している。
同時に、回生ブレーキはヨーの制御、つまりコーナリング時の挙動制御にも使われる。
また、車内スピーカーと車外スピーカーから音を出力し、EVでありながら独自のサウンドを演出している。加えて、モーター制御によりエンジン車の変速ショックを再現することができるという。
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みんなのコメント
どうせ電気系統やブレーキの不具合、下手したら発火する恐れまである韓国車です。
とにかく基礎からしっかり学んで不具合の無い車作りを目指してください。
まぁ日本では恥ずかしくて乗れないですね。