M-スポーツは、WRC(世界ラリー選手権)の最終戦として開催されるラリー・ジャパンに3台体制でエントリーしていたが、予算の関係でそのうちの1台のエントリーを取り下げた。
M-スポーツは当初、レギュラーのクレイグ・ブリーンとガス・グリーンスミスと共に、今季ターマックラリーに3台目のドライバーとして出場していたアドリアン・フルモーをエントリーしていた。
■オット・タナク、2022年限りでWRCヒョンデ離脱。チームは「残念だが、彼の決断を尊重する」
しかし、ラリー・ジャパンの1週間前になって、M-スポーツはフルモーとコドライバー、アレクサンドル・コリアの不参加を発表した。
チームがフルモーのエントリーを取り下げるのはこれが初めてではない。フルモーは第9戦のイープル・ラリーでクラッシュしたが、マシン修復が間に合わないとして第10戦ラリー・ギリシャを欠場。その上、9月29日から10月2日にかけて行なわれた第11戦ラリー・ニュージーランドについても、フルモーのエントリーを撤回しているのだ。
その際は「アドリアン・フルモーの2022年シーズンにおける目標を再評価した結果」のエントリー撤回であり、「M-スポーツは引き続きアドリアンと完全にコミットしており、この決定は彼および我々のパートナーとともに行なわれた」としていた。
今回ラリー・ジャパンへのエントリーを取りやめた理由として、M-スポーツは予算上の制約があったとしている。
「残念ながら、アドリアン・フルモーは来週のラリー・ジャパンを欠場することが決定した」とチームは発表した。
「長距離移動のイベントには高いコストがかかるため、チームとアドリアンは、アドリアンが2023年にM-スポーツで行なうWRCのプログラムや開発プロジェクトに集中することが、すべての人にとって利益になると考えている」
一方で、M-スポーツはまだ2023年のWRCドライバーラインアップを確定していないため、来季もフルモーがM-スポーツでWRCに出場するかは明らかになっていない。
ブリーンは一時ヒョンデ移籍の噂があったものの、来季もM-スポーツと契約を結んでおり、残留を明言している。
また、ヒョンデ離脱が決まったオット・タナクも、来季M-スポーツに加わる可能性があると言われているが、M-スポーツはコスト面を考えると彼へのサービスを確保できるかは「疑問」であると強調している。
一方で、チームは今季4度出場したレジェンド、セバスチャン・ローブの出場機会を来季も確保することを望んでいる。開幕戦モンテカルロで記録したローブの勝利が、チームにとって今季これまで唯一の勝利となっている。
チームにとってはグリーンスミスや、今季6戦に出場したピエール-ルイ・ルーベ、ヒョンデから放出されたオリバー・ソルベルグも、来季のドライバー候補となるようだ。
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