F1第4戦アゼルバイジャンGPから導入された新フォーマットのF1スプリント。今季からはスプリントレースでのグリッドを決めるための独立した予選セッション『スプリントシュートアウト』が設けられているが、そこでのタイヤ規則がオーストリアGPに向けて調整された。
スプリントシュートアウトは通常の予選と同じくノックアウト方式が採用されており、SQ1、SQ2、SQ3と3つのセッションが行なわれる。そしてSQ1とSQ2では新品ミディアムタイヤ1セット、SQ3では新品ソフトタイヤの使用が義務付けられていた。
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ただ各チームは、SQ3に向けて必ずしも新品ソフトタイヤを温存しておく必要はないと解釈しており、チームによっては金曜に行なわれるFP1や予選で新品ソフトタイヤを使い切り、土曜のスプリントシュートアウトに臨むというケースもあった。実際にアゼルバイジャンGPでは、マクラーレンのランド・ノリスとアルファタウリの角田裕毅がそのような動きをとった。
角田はSQ3に進出できなかったため、どのみち新品ソフトが必要な場面はなかったが、一方ノリスはSQ3へと進出。結果的にノリスはSQ3をガレージで過ごして10番手でセッションを終えたが、仮に同じように新品タイヤがないドライバーが複数いた場合、マクラーレンはノリスにインターミディエイトタイヤを履かせてタイムを出させることを検討していた。これはレギュレーションで禁止されていなかったからだ。
ドライセッションで雨用のタイヤを使用する可能性があるという状況はパドックからも茶番だという声が挙がっていたが、この度ルールが見直されることとなった。
ルール改定により、SQ3はソフトタイヤであればどのセットでも使用可能になったのだ。つまり中古セットでSQ3を走れることになったため、各陣営はスプリントシュートアウトの前に新品ソフトを使い切るというギャンブルに出やすくなった。
今季から変更されたスプリントのフォーマットに関しては、2023年のレギュレーションに基づき、アゼルバイジャン、オーストリア、ベルギーという3つのスプリントイベントが終わった直後まではルールを調整できるようにされていた。
これらの調整については「2023年4月世界モータースポーツ評議会で承認された競技規則の変更によって生じた意図しない問題に対処するものでなければならない」とされており、さらに「競技の公平性を確保するため、もしくは組織上の問題を回避するためのものでなければならない」と定義されていた。
また変更には10チーム中8チームの同意が必要であり、今回は1チームを除く全てのチームがこの変更を支持したという。
今週末のオーストリアGPに先立ち、F1レースディレクターのニールス・ヴィティヒは次のようなディレクターズノートを発表している。
「スプリントイベントにおける特定の状況において、ドライ路面でインターミディエイトタイヤを履くことが魅力的になるという意図せざる結果を避けるため、F1競技規則第30条5.h項を修正する」
「商業権所有者、スチュワード、チームとの協議が行われた。その結果、FIA、商業権所有者、9つのチームからの同意が得られた」
「従って、第30条5.h項のivを以下のように修正することに決まった」
「スプリントシュートアウトのSQ3において、ドライタイヤは1セットまで使用することができ、これはソフトタイヤでなければならない」
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