BMWのミドルクラス高性能クーペ「M4」。その性能をさらに引き上げた派生グレード「M4 CS」が4月19日、上海モーターショーで披露された。M4 CSは、「M4コンペティションパッケージ仕様」と、サーキットにおけるパフォーマンスを引き立たせた「M4 GTS」の中間に位置するスペシャルエディション。サーキットでの使用にも耐えうる高度なスポーツ性能とロードカーとして素性の両方を併せ持つという。
エンジンは、M4 コンペティションパッケージ仕様に対して10hp増しの最高出力460hpを発生。トランスミッションはデュルクラッチ式の「M DCT」が標準装備される。0-100km/h加速はコンペティションパッケージ仕様より0.2秒速い3.9秒。なお。M4 CSには“Mドライバーズ パッケージ”が標準装備され、最高速度は280km/hに設定される。ニュルブルクリンクのラップタイムは7分38秒と公表される。
シャシーは、コンペティションパッケージ仕様をベースとし、サスペンションのリンク部分に鍛造アルミを用いることでバネ下重量の軽減が図られている。また標準採用されるアダプティブMサスペンションは、公道とサーキットの両方の使用を考慮してセッティングされている。タイヤはフロントが265/35R19、リアは285/30R20が装着される。
エクステリアは、大型化された3つのエアインテークやカーボン製のエアスプリッターを持つフロントバンパー、ツインLEDヘッドライト、フロントが4ピストン/リアは2ピストン式のブレーキキャリパーを持つブレーキシステム、M4 GTS譲りのリアディフューザー、OLED式のリアコンビネーションランプなどを持つ。なおボンネットとルーフは軽量なカーボンファイバー製となる。
またインテリアにはレザーとアルカンターラを組み合わせた軽量タイプのMスポーツシートや軽量素材を用いたドアパネル、「CS」のロゴをあしらったダッシボード表皮などが採用される。
なおM4 CSはドイツで生産され、世界各国で販売される予定。欧州での販売価格は、11万6900ユーロ(約1400万円/120円換算)に設定される。
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