■ホンダ新型「シティ ハッチバック」!?
2023年8月10日から11日間にわたって開催された「ガイキンド(GAIKINDO・インドネシア自動車製造業者協会)インドネシア国際オートショー2023」で、ホンダのインドネシア法人が新型「CR-V」や、「WR-V」のカスタム仕様を発表したほか、「BR-V」や「アコード」、「ブリオ」など現地で展開される様々なクルマを出展しました。
中には、過去に日本でも展開されていた「シティ」の名称を冠した新型「シティ ハッチバック」もありました。どのようなモデルなのでしょうか。
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日本でシティといえば、1981年に登場するも、1995年に2代目モデルで終了となったコンパクトハッチバックを想像する人も多いかもしれません。実は国外では現在も同名の車名を持つクルマが展開されており、そのボディ形状は主にコンパクトセダンです。
コンパクトセダンへと変化したのは1990年代後半からで、かつて日本でも販売されていたシビックセダンの国外向け仕様車に初めてその名称が使用されました。
以後国外のみで展開されるシティではありますが、そのほとんどは日本でも別車名として展開されており、例えばシティとして6代目に当たるモデルは国内でも「グレイス」の名称で販売されていました。
そんな日本ともゆかりの深いシティですが、現行型は2019年に登場した7代目。しかし、これまでとは違いこのクルマに相当するモデルは、現在国内ではラインナップされていません。
また、この7代目シティには、一部市場で展開される“ハッチバックモデル”「シティ ハッチバック」も存在しており、今回インドネシア国際オートショー2023に展示されたのもこのモデルです。
インドネシアで展開されるシティ ハッチバックのボディサイズは、全長4349mm×全幅1748mm×全高1488mmと、日本で販売されている車種で言えば「カローラスポーツ」ほどのサイズ感。ホイールベースは2600mmに設定されています。
エクステリアは、シンプルなシルエットながら、作り込まれたヘッドライトが特徴的な、精悍なフロントフェイスが特徴的な華麗なデザイン。インテリアは、赤いアクセントが各所にあしらわれたスポーティなデザインです。
パワートレインは、最高出力121馬力・最大トルク145Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンを搭載。これに組み合わせるトランスミッションは6速MT、もしくはCVTが選択可能です。
グレード構成は主に、スポーティグレードとなるRSのみ。CVTモデルのみ、先進安全装備「ホンダセンシング」搭載モデルが選択可能です。
ボディカラーは、フェニックスオレンジ、ラリーレッド、クリスタルブラックパール、メテオロイドグレーメタリック、プラチナホワイトパールの5種。
価格は、3億5460万ルピア(約336万円)からです。
※ ※ ※
国外のみで展開されるシティ ハッチバックですが、2023年8月現在日本導入などの報道はありません。ですが、程よいサイズ感でもあり、MTなども選べるシティ ハッチバックは国内でも一定数需要はありそうです。
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みんなのコメント
三菱ミラージュや日産マーチ、ホンダならフィットアリアのように【コンパクトアジアンカーは日本であまり売れない】というジンクスはあるけど、現行型フィットも過去のモデルほどは売れてないし、台数限定数千台程度なら十分売れると思いますよ。