メルセデスは、バルセロナ合同テスト後半にエアロパッケージのアップデートを投入。しかし、油圧系のトラブルに見舞われたことで、その評価を十分に行うことができなかった。
メルセデスは細くなったノーズ、フラップの外側が低いトレンドとなりつつあるフロントウイングなど、エアロパッケージのアップデートを準備。カタルニア・サーキットで行われているF1合同テスト初日に投入した。
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午前中の走行を担当したルイス・ハミルトンは83周を走破することができたが、午後にコクピットに収まったバルテリ・ボッタスは、油圧関係のトラブルでアウトラップでストップしてしまう。チームは予防措置としてパワーユニットの載せ換えを決め、セッション中に作業を敢行。コース復帰を果たしたものの、ボッタスはわずか7周しかこなすことができなかった。
テクニカルディレクターのジェームス・アリソン曰く、今回メルセデスが投入したパッケージは、開幕戦オーストラリアGPに向けた仕様だったという。しかし最初のバージョンとの違いを確認するためには、走行距離を失ったのは痛手だと語った。
「我々が望んでいたような1日にはならなかった。今日は、メルボルンで使用することを予定しているボディワークのキットを初めて走らせた。しかし1日の大部分は、ランチタイム明けに起きた油圧の問題で失われてしまった」
アリソンはそう語った。
「にも関わらず、問題があったことを除けば、我々にとって役立つことを行った。新しいパッケージをまとったマシンは、これまでとは少し違った振る舞いをするということも分かった」
「そのパッケージにどんな可能性があるのか、より良く理解するために、2日目をトラブルフリーで過ごすことができることを楽しみにしている」
ハミルトンは新しいパッケージについて「フィーリングは比較的良い」と語り、「先週と比較して改善している。これは良い一歩だ」と評価した。
トラブルに見舞われたことで、ドライブのチャンスを失ったボッタスは、チームの素早いPU交換作業を称賛する。
「チームはマシンを再びコースに送り出すために、本当に良い仕事をしたと思う。新しいエアロパッケージを少しでも感じることが重要だったんだ」
そうボッタスは語った。
「僕の走行時間は、確かに非常に限られたものだった。しかし僕らは、改善することができたようだ」
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