新型コロナウイルスの影響により、シーズン中断を余儀なくされているF1だが、7月にオーストリアで無観客レースを実施する方向で議論が行なわれている。
メルセデスF1チームの代表であるトト・ウルフは、そのオーストリアが地元。コロナによってレースができなくなったばかりの頃は忙しくしていたものの、最近では携帯電話の電源を切って、静かな生活を楽しむメリットを見出したようだ。
■馴染み深いオーストリアでの開幕……メルセデス代表、レース再開を楽観視
「コロナが私と妻のスージーに教えてくれたこと、それはスローダウンが実際にはかなり楽しいものになり得るということだと思う」と、ウルフはメルセデスが公開した動画で語った。
「最初はそれがとても難しかった。日々、いろいろな予定を詰め込んでいたんだ。許可されていたアクティビティをやったり、ジムが開いていたらそこでエクササイズをしたり、ランニングや自転車に乗ったりしていた。そして言うまでもなく、F1の存在もとても大切だった」
「しかし数週間後、私たちは再調整をしたんだ。双子のベネディクトとロージー、彼らの弟、3歳のジャックとの時間を楽しむことにした」
「私たち家族はアウトドアで多くの時間を過ごした。ヨーロッパの天気も良くてラッキーだった。個人的にも新たな経験だった。この仕事を始めてから25年、休暇中に2週間以上同じ場所に滞在したことはなかったと思う。それが私たちの生活を変えた。より良くなっていると思う」
「私はミーティングや電話、そして予定が少ない日々を楽しむようになった。これは私が人間として成長するきっかけとなった経験だ」
彼は、自身が他の人々よりも恵まれている立場にいるということを認識していると話した。
「我々はまだ、配慮をする必要がある。このウイルスは多くの人々の生活を危険に晒しているんだ」
「外に出ることができる、オーストリアの環境にいることができて幸運だった。だから今の状況に甘んじてはいけない。まだ深刻な事態なんだ」
ドライバーとのコミュニケーションについて尋ねられたウルフは、バルテリ・ボッタスよりもルイス・ハミルトンとのコンタクトの方が多いと明かした。
「急を要する時以外は、私は彼らにコミュニケーションの管理を任せている」
「バルテリとは話をしていない。個人的に、彼はいい場所にいると思うし、私はそれに満足している」
「そして、ルイスとは頻繁に連絡を取り合っている。定期的に何があったかを話し、互いに情報をアップデートしている」
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